渡辺優 / 集英社文芸単行本 (15件のレビュー)
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ミステイク承知の助
家族って、厄介だよね。未成年の間は、いくら気が合わなくても一緒に暮らさないといけない。こんな姉がいたらキツいな。
投稿日:2025.04.02
みかん
姉への殺意を胸に高校生活を送る女の子の物語。 冒頭、家族には明るい顔を見せてはいけないというところから、姉ばかり可愛がられて家庭では虐げられているのかと思ったら、そういうわけではなく。軽快な語り口も…あって、深刻さはそこまで感じない。 でも、虐めとか万引きとか暴力とか、姉はひどかった。可愛いということで、尚更ひどい。 虐め問題で呼び出された両親が、そんな大袈裟なと流してしまうを見たら、そりゃ妹も幻滅するだろうな。両親としてもどう対応していいのかわからないかもしれないけど。 姉の影に怯え、何度も夢の中で姉を殺そうとする妹は気の毒。 でも案外平和に学校生活を送っているんだよな。殺したいほど憎む相手が家にいるのに。しかも仲良さそうに一緒に買い物に行ったりもする。何だか不思議な関係だ。 最後の行動はいい結果になったようで、ちょっと安心。姉は変わるのかな?続きを読む
投稿日:2024.10.19
ハルめめ
4月生まれの姉と三月生まれの妹。年子で同級生。毒姉を排除しようと決意する妹。確かに姉はサイコパスなのだろうとは思うけれど、もっとすごい嫌なサスペンスを想像していたので少し拍子抜け。妹の心の声も軽快な感…じだったので重さを感じられず、「で?」といった感想。続きを読む
投稿日:2024.05.01
E.E
悪い姉といっても性格が悪いぐらいかな?と思って手に取ったら、万引きをするようなしっかりと悪い姉だった。 こんなに悪い姉ではないけれど実際に姉がいる身としては、下っ端根性が染み付いてしまっている主人公…・麻友に色々と共感できたので兄姉がいる人の方が楽しめるかも。 共感できたからこそ麻友が最後に見た夢に少し寂しい気持ちにさせられました。続きを読む
投稿日:2023.09.26
sayuri
「平穏な生活のために、姉を殺すことにしました」 帯からスリリングなサスペンスを想像していたが蓋を開ければ毒姉に悩まされ続けて来た妹の心情を淡々と綴った家族小説だった。 姉の倉石凜は4月生まれ、妹の…麻友は3月生まれ、年子で生まれクラスは違えど同学年として同じ高校に通っている。 綺麗で頭脳明晰、運動神経も良い姉の凜だが幼い頃から邪悪で残酷な面を持っていた。 姉に忖度しながら麻友に芽生える殺意。 ドキドキしながら読み進めるも大きな展開もどんでん返しもなく全体を通して平坦な印象が残った。 姉妹の両親に不甲斐なさを感じた読後。続きを読む
投稿日:2023.02.16
no-chindayo
イヤミスになるのか? 毒姉と妹のやりとりがしんどくて、もっと嫌なことがあるのか、ハラハラしながら読んだ。 本当に殺しちゃう? 家族とは家族だからこそ悩ましい存在で、みんながみんな仲良しとは限らず、周り…からは分からない関係があるものだと思う。 けど、この姉は無理!続きを読む
投稿日:2023.02.02
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