【感想】【合本版】アキラとあきら(上下巻)

池井戸潤 / 集英社文庫
(5件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • あきお

    あきお

    【アキラとあきら】
    昨年購入して読んでいなかった池井戸潤氏の作品。

    町工場の息子として生まれた山崎瑛と、日本でも有数の創業一族の長男として生まれた海堂彬。
    同じ社長の親を持つ二人、生い立ちに違いはあるものの同じ大学、そして同じ銀行就職での出会い、そしてお互いを認め合う関係性、そして人としての成長が培われていくところに共感することが多くありました。

    時代が平成突入してバブルが弾けた時代背景は私自身にも重なり、当時を懐かしみながら読み進めることが出来ました。

    経営者の苦悩は計り知れないものがある、またそれを理解して経済の血液とも言えるお金を扱うバンカーも数々の経営者のことを真剣に思っていても必ずしも役に立つことばかりではないことが理解できます。

    人としてどうあるべきか、を教えてもらえる良書です。
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    投稿日:2021.09.19

  • みぷーん

    みぷーん

    久々の池井戸潤、すっごく良かった、一気読み!

    幼少期の瑛が息子と重なってかなり辛かったけど…


    面白かった!

    投稿日:2021.09.15

  • moto92

    moto92

    これは秀作。
    アキラとあきら。
    どちらかが主人公でどちらかが敵役?という陳腐な想像をした自分が情けない。
    見事なストーリー展開で絡み合う2人の才能あふれる若者。
    池井戸作品お約束の、わかりやすい悪者と窮地を救う心強い仲間たち。
    清々しい気持ちになれた。
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    投稿日:2021.07.13

  • サク

    サク

    会社経営の難しさを感じた。物語はいい展開と良くない展開が交互に訪れて、続きが気になって一気に読んでしまった。
    ただ、舞台がバブル時とのこともあり、中々暗い展開が多かった。

    投稿日:2021.06.30

  • 43street

    43street

    久しぶりの池井戸潤。
    やっぱり面白いです。
    半沢とか下町ロケットとか一連のヒット作よりも前に書かれた小説のようですが。

    時代背景的に私と通じる所もあって(ほんとはもっと若い世代だけど、なんとなくわかる)、特に主人公の子供時代のエピソードは懐かしい感じ。
    子供時代に過ごした場所が磐田って事で、そこも親近感があります。

    ただ、やっぱり銀行と企業の話。
    これでもか、これでもか、と危機が舞い込んでくるけど、そこを上手くやり遂げてスカッとする。
    ま、いつもの池井戸潤ですね。

    映画化?
    ドラマ化?
    コロナの影響なんでしょうか、なんだかよくわかりません。
    すでにドラマは終わってるような。。。
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    投稿日:2021.02.03

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