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金城一紀 / 角川文庫 (7件のレビュー)
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総合評価:
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栗原
愛と背中合わせの死に纏わる三本の短編集。自分の死期を悟ったとき、自分はどんなことを考えるのだろうと考えてしまうような、三者三様の終末のお話たちでした。特に三本目の『花』が凄く素敵で、読了後に本を閉じ再…び表紙を開けた時、勿忘草のイラストがパッと目に入り思わず泣いてしまいました。先立ってしまった愛する人との記憶を丁寧に辿る鳥越氏との旅を通じて、記憶を失うかもしれない手術に挑むことを躊躇う野崎の気持ちが清々しく前に向き直る過程がぐっと来ます。きっと彼は大丈夫だ、そう思えるあったかいラストに胸がじーんとしました。続きを読む
投稿日:2024.03.01
び
「彼女はあらゆる約束事から解放されてるように見えたんだ」 たぶんこういう子が近くにいたら すごく好きだけど、すごく羨ましくて だから嫉妬しちゃうだろうなって思う。
投稿日:2023.11.10
fukusuke1313
大好きな作家。そして、僕のバイブル。 「本当に愛する人ができたら、絶対にその人の手を離しては駄目だ。離したとたんに、その人は誰よりも遠くへ行ってしまう。」隣で寝ている妻や、離れて暮らす家族、今はばらば…らの場所で生活している友人たち、僕の大好きな人たちの顔が何人も浮かんだ。僕の中で死なせたくない。だから連絡取り続けるし、会い続けるし、対話をし続けていくつもりだ。続きを読む
投稿日:2022.12.06
ひゃっほう
映画篇がよかったので、こちらも読んでみました。 映画篇の10倍、心にじわーっとした温もりを与えてくれます。 3つの作品が収められていますが、どれもクオリティーが高いです。 人の死にフォーカスを当てて…いながら、生きることを考えさせられます。 3作品に、ちょっとだけ共通のキーワードや人物が登場するのも、私好み。 面白かったです。オススメ。続きを読む
投稿日:2022.10.15
た け
このレビューはネタバレを含みます
登場人物の言葉一つ一つが哲学じみていて、独特な世界を感じた。薄暗いけれど光があるような、残酷でいて心が現れるような感じがした。今の自分には言葉で表せない。何年経っても表せないかもしれない。真っ白な表紙が印象的。
投稿日:2020.11.14
豆助
誰かをこんなにも大切に想い続けることができたら、たとえその想いが叶わなくてもきっと幸せでいられるのではないだろうか。 「私を忘れないで」
投稿日:2020.10.18
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