新刊・予約
ランキング
セール
特集・キャンペーン
ジャンル一覧
詳細検索
0
阿部智里 / 文春文庫 (105件のレビュー)
レビューを書く
総合評価:
"powered by"
ロカ
このレビューはネタバレを含みます
祖母と暮らす志帆は伯父と出会った事で、母と祖母が逃げたきた故郷へ。 だか、それは堕ちた山神への生贄にされる為だった。 流れとしては異類婚譚。そして、猿退治と民俗学色が強い。 お約束な展開は先が読めてしまうのが、残念。 ただ、ここに猿と烏の確執が判明した。 次の巻で一部が終わるので続きが楽しみ。
投稿日:2024.04.28
グゥ
今作では舞台となっている「山内」の誕生が明らかとなる。八咫烏たちはなぜ人の姿をしているのか?先代の金烏に何があったのか?襲撃してきた猿の存在は一体なんなのか?この辺りも明らかになるので、今まで読んでき…た方ならばきっとハマり込むだろう。第三弾『黄金の烏』を読んだ時に、「山内」だけでなく外界にも派生していく物語かと少し感じていた部分はまさに今作がそれに当たる。だが、著者後書きによるとこの『玉依姫』はデビュー作よりも前に書いていたものだというのだから、第三弾で感じたことはもともとの世界観を匂わされていただけだったことが分かった。そして、次作で第一部が完結するようだ。第三弾まで読まれた方は今作までは読んでみることをオススメするが、結局ここまで読んできた方なら次も気にならないはずはないと思うので、結果せめて第一部は全て読み切ることになるのだろう。前作の最終ページを読んでいたら次作が気にならないわけないですしね。 神への崇拝と祭祀の意義。利他の心は信用と愛を生み出したが、利己の心は混乱と怨恨を生み出す。「山内」という異世界が舞台でありながら、利他も利己も共に同じ人間という種族の中にある心が描かれていることが、どこか完全にリアルな世界と切り離せない感覚を覚える。名前より幸せを見つけられて良かった。続きを読む
投稿日:2024.04.06
27
山内の外視点だから山内側で何が起こって、こうなったのか分からなくて凄く不安。 山神さまの怒りで死んでしまった護衛と重症の護衛が誰か分からなくて怖い。誰か想像するだけでも怖い。 サエの時も誰かが傍で見ていれば何か変わっていただろうか。 猿が何を考えているのか分からなくて怖い。 山神さまによって創られた山神さまの荘園。 時代の変化と人の意識の変化、そして百年前に荘園が機能しなくなったことによって綻び始めた。 山神さまが椿と志保の代で終わりと言ってるから綻びが悪くなっても良くはならんのだろうね。 山内の在り方、八咫烏ば変わるんだろうか。変わって続いていくことは可能なのだろうか。 まだ解決してないから不安しかない。
投稿日:2024.04.03
ミサト
今までの八咫烏シリーズとは違い、八咫烏がメインではない話で。 この章が、今後のストーリーにどう影響してくるのか、楽しみ。 個人的には雪哉が今回出番なしで、ちょっと寂しい
投稿日:2024.03.17
sachi
面白かった。 でも最後は最後のお話だった。椿とおばあさんが不憫で、エンディング後の大天狗や烏たちのことも考えてしまった。 次作にどう繋がるのか期待たっぷり。 _____ 寝る前に洗濯機をまわして、そ…れまでの間にと思っていたはずなのにきっかり洗い上がり時間に洗濯物を干し、 気づいてはいたけど夜明けがすぐそばにいる。続きを読む
投稿日:2024.03.12
ゆみー
前作までが八咫烏サイドのお話だったので、今作では世界観ががらりと変わって驚いた。 山神とは何かと、山内の成り立ちの全容が明らかとなり、興味深い章でした。 雪哉など八咫烏側の物語を楽しみにしていたので、そこが描かれなかった分少し物足りないけれど、若宮と天狗の関わりなどは楽しく読めました。 肝心の志帆と山神にあまり感情移入できなかったのが残念です。物語としては綺麗にまとまっていたのかな、と思います。
投稿日:2024.02.29
ポイントが追加されました。ポイント明細ページからご確認いただけます。
クーポンコードの形式が正しくありません。半角英数12桁で入力してください。
エラー(エラーコード: )
本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック
スマートフォンの場合
パソコンの場合
このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?
ご協力ありがとうございました 参考にさせていただきます。
レビューを削除してもよろしいですか? 削除すると元に戻すことはできません。