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若田部昌澄 / 光文社新書 (8件のレビュー)
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yoshio2018
インセンティブ、トレード・オフ、トレード、マネーがキーワードだそうだ。特にインセンティブが。誰でもどんな組織でも、インセンティブで行動する。経済活動を考えるうえでの重要なポイントだ。色々とポイントあげ…て説明してくれるうちに、だんだんどれがどうだか分からなくなって来た(汗)。続きを読む
投稿日:2018.10.11
yoshipo
経済学的発想や経済学的フレームワークをわかりやすく解説してくれる良書。 経済に興味があるなら読んでおくべき一冊
投稿日:2014.10.05
sisitake
全く学のない自分でも、しっかりと理解できる内容で書かれていた。 特に面白かったのは、最初の方にある「なぜ経済成長するのかはよくわかっていない」というところ。現在行われている政策などは、過去の事例から「…やらないほうがいい」ことを避け、良いと言われていることを進めているイメージなのだという。 そのような気を引く話から具体的な事例を見ていったため、説得力のある内容だった。 よくわからない数式や難解な用語などを極力使わないでいるため、入門的に経済の歴史をみるのには有用だろう。これをきっかけに他の本に手を出してみて、比較しながら自分の知識を確定させていきたい。続きを読む
投稿日:2014.07.07
おさやん
とても面白い経済講義の本です。マスコミ受けするタレント経済評論家とは違い学術的に経済の流れを説明して見えます。今の経済を語るのは、トレードとインセンティブなんですね。30年前の経済学とは偉い違いです。…アベノミクスを理解するためにもご一読あれ。続きを読む
投稿日:2013.04.13
ヒラハラ
本当に、戦争を起こさないようにしたり、弱い立場の人を助けたりしたいなら、経済学の枠組みで物事を見るスキルは必須だと思った。 不況だと、人は他人を思いやる余裕もなくすし、自分たちの不遇を他の誰かのせい…にして鬱憤ばらしをするし、保護主義に走るし、プロパガンダに流されやすくなる。 左派の理想が高ければ高いほど実現できないそれは絵に描いた餅であり、そこから人々は離れやすくなる。「人間らしい」暮らしというのは、世の中が安定していてこそであって、そのためには経済は衰退したり停滞してるよりは成長してる方がいい。 日本の戦後高度経済成長や世界の大恐慌前後について、なぜそれが起きたのかを、通貨制度のトリレンマや貨幣数量説、インセンティブで解説。 題材が歴史で、経済学の本にありがちな合理的な経済人モデルは出てこないので経済学者アレルギーの人もとっつきやすいかも。続きを読む
投稿日:2013.03.03
後藤和智
先日出た『本当の経済の話をしよう』(ちくま新書)の一人版といった位置づけであり、ここでも基本的な経済学の考え方が紹介されている。ただしこちらで大部分を占めているのは学説や近現代史、そして近年の円高の解…説であり、人文系の一部の議論を意識し、なおかつ時事的な話題が多かった前著に比べて、こちらは一般向けの色彩が強いように思える。もちろん内容はよくできているのでおすすめではある。続きを読む
投稿日:2012.10.10
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