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時本紗羽, ciel / 富士見L文庫 (1件のレビュー)
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総合評価:
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robin1101
このレビューはネタバレを含みます
うーん・・・面白いことは面白かったのですが、表面的なことだけ解決されていて、根本的なことが未消化かなと思ってしまいました。 10年後に隕石が落ち、世界が終わるということで、その対策として「国立危機回避研究所」が建てられた。しかし、その研究所が占拠。その犯人は主人公の高校時代の元カノ。果たして、その目的とは?別れ際に言った謎の言葉の意味とは? この他に主人公の父親が大臣であることや占拠事件に関わる人が高校の同級生たちだったりと色んな突飛な設定ばかりでしたが、面白かったです。主人公の忘れられない元カノの一途な思いが解決へと導いていく様は、強引ながらも楽しめました。 主人公の視点だけでなく、ある人物の視点もちょこちょこ切り替えながら、物語は進行します。一つにつながるとは予想していたのですが、違和感が生じます。それがなぜなのかは、あらすじの「バタフライエフェクトラブ」から想像できるかと思います。こういった作品だと元カノの視点で物語が進む作品が多いですが、あえて主人公側の視点にしたのは斬新で面白かったです。 ただ、こういった真相だと地球滅亡は変えられなかったのかな?とか思ってしまいました。繰り返しでも結局は・・・と思うと、それでも奮闘することに感服を受けました。
投稿日:2020.09.02
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