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隈研吾 / 角川学芸出版単行本 (2件のレビュー)
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つーさん
隈研吾による都市へのラブレターの写真集。 ある都市で建築を設計すると言うのは、その都市に対してラブレターを書くことである。 はじめに で隈研吾は、そう書いている。 隈研吾による東京での建築作品…集には違いがない。 しかし、ラブレターという切り口なので、 建築写真を期待していると、肩すかしを喰らう。 カメラマンは、独自の視線で建物を自己の感性で切り取っている。 あるいは、建物を風景にはめ込んでいる。 よって、本書は隈研吾の作品集であると同時に 新津保 建秀の写真集にもなっている。 二重構造の書籍と言える。 ちょっとはぐらかされた感が、 今風に言えば、半端ではない。続きを読む
投稿日:2020.09.26
Yoshiki
このレビューはネタバレを含みます
東京とその周辺の隈建築を情緒感溢れる写真と場所の歴史や物語とともに紹介。図面がなく、写真も部分的なものしかないので一つ一つの建築をじっくりと理解したり味わったりすることは難しいが、その建築が建つ街の空気感のようなものを感じられる。『変われ!東京』といっしょに読むと互いに補完し合っていて良いかも。
投稿日:2020.08.09
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