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ポール・オースター, 柴田元幸 / 新潮文庫 (177件のレビュー)
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miyaD
なんだか久々に文学的な作品を読んだなっていう読了感。 最初は普通のミステリーかと思って読み進めたんだけど、普通のミステリーではない笑
投稿日:2024.02.17
満吉 陸渡
240216〜 26 彼にとって言葉は透明である。 47 俺のボスは俺自身だ。誰からの指図も受けない。俺自身の指図しか。 52 スクリーン上の映像というのが、目を閉じると頭の中に浮かぶイメージとどこ…か似ていて、それが気に入っているのである。 57 書物はそれが書かれた時と同じ慎重さと冷静さとを持って読まれなければならない。 240219読了続きを読む
投稿日:2024.02.16
mik
そろそろ事件が動く頃だろうと期待するたび肩透かしを食らいながら読み進めていって、最後数ページでようやく自分がこれまで読んできた物語の正体がわかった。アハ体験かよ。
投稿日:2024.01.07
takaseki
読了したのは文庫ではなく1985年の単行本。 三十数年ぶりの再読は、前著『シティ・オブ・グラス』を読了後に間髪入れずに続けてという読み方。 『シティ~』よりも『幽霊たち』のほうがほんのわずかだが覚えて…いた。 最初はたしか『幽霊~』を先に読んで、しばらくたってから『シティ~』を読んだ気がするが、『幽霊~』の印象をもっていたので「なんだ、『幽霊~』の下絵じゃんかさ」と思って、いいから加減に読んだせいで記憶に残らなかったのだろう。 自分にとって『幽霊~』のほうが印象深く考えさせられるエピソードが多いからだ。 たしかに独特の小説で魅力的だし、入れ子構造というかメタ構造は好なのだが、2作続けて読むとそのワンパターンさにちょっと辟易させられる。「またいきなり『私』が顔を出すのかよ」ってなもんである。 同じ対象をいくつも描く素描と似ていて、これはもしかしたら大きな1つの絵を描くための練習なのかもしれないと思われてくる。 というわけで次に『鍵のかかった部屋』にとりかかるとしよう。続きを読む
投稿日:2023.05.31
すみ
最初から最後まで現在形でのみ書かれており、主人公であるブルーの心理状態を想像しやすかった。そして内容にのめりこめた。
投稿日:2023.05.14
舞羽
衝撃。 あらすじとしては単調なのに面白く読み進められる。奇妙な世界観。 自己、考えること、書くこと、見ること、幽霊たち、たくさん考えさせられる。
投稿日:2023.04.05
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