【感想】小公子(新潮文庫)

フランシス・ホジソン・バーネット, 川端康成 / 新潮文庫
(18件のレビュー)

総合評価:

平均 4.2
8
5
4
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ブクログレビュー

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  • umepi

    umepi

    読後にほっこりとしたいい気分が残る作品だった。親切な行い、心根の優しさの重要性を、セドリックを通して学ぶことの出来る、子供だけならず大人にも良書。

    投稿日:2024.04.12

  • 捨菊

    捨菊

    小野不由美さんが帯を書いていて買ったけど、買ってよかったと思えた本。主人公のセドリックが可愛い、心が綺麗、癒やされる。元気がない時、やさぐれてる時にもまた読みたい。苦しくなる場面がほぼないので安心して読める。続きを読む

    投稿日:2023.02.24

  • りゅうちゃん

    りゅうちゃん

    名前は知っていたが読んだことのなかった「小公子」児童向けの小説と思っていた。少年セドリックの優しさや清らかな心、意地悪な伯爵に心からぶつかっていく姿。シンプルなストーリーだけど、読みやすいのでぐいぐい読めました。人に親切にすれば自分も幸せになる。読んでるとなんか心が洗われます。続きを読む

    投稿日:2022.10.18

  • おびのり

    おびのり

    最初から、最後まで、素晴らしい翻訳でした。

    少年セドリックは、イギリス人の父とアメリカ人の母、家族三人慎ましくも愛情溢れる生活を送っていた。美しく、愛らしく、賢いヒューマニティの宝石箱の様な少年は、周囲の人たちにも愛されていく。
    父親の死後、突然、父の祖父から伯爵家の後継としてイギリスに迎えられる。
    小公子となったセドリックは、慈愛溢れる言動で、頑なな祖父伯爵の心を、領民の信頼を得ていく。
    川端康成の名訳(共訳で後に改修もあるらしいけど)の小公子セドリックに、すっかり癒されます。

    私は「少年少女世界の文学・アメリカ編」で、小公女・小公子をはじめ読みましたので、川端訳だったようです。
    そして、贅沢に川端康成から子供達へ「小公子」の本を読む前にという言葉が掲載されています。(なぜか、最後に)セドリック愛に溢れた文章です。
    そして、優しい先生のような文章です。
    ほんと、児童文学の名作です。
    続きを読む

    投稿日:2022.07.04

  • 豆助

    豆助

    川端康成さんの訳、ということで読んでみました。物語そのものの魅力で、がっちり惹き付けられます。「川端康成」を忘れるほどに、没頭しました。児童書とのことですが、名作です。

    投稿日:2022.04.25

  • 分相応

    分相応

    「老人の凍った心をも溶かす幼児の真心」というのは児童文学として良い。礼儀正しさ、思いやり、高貴なる義務は誰しも子どもに教えたいものだから。

    しかし、そもそも貧しい人々を生み出す構造の問題に踏み込んだ展開にならないのは書かれた時代の、上流階級の出身である作者の限界か。続きを読む

    投稿日:2022.01.02

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