【感想】人生で大切なことはすべて家庭科で学べる ふくしまの男性教員による授業

末松孝治 / 文芸社
(3件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • 高坂凪穂

    高坂凪穂

     これからは男性も家庭科を学ばないといけません。この本は本当の意味で「男女平等」や「ジェンダー」について考えさせられる内容になっています(私は「フェミニズム」や「ジェンダー」という言葉は、女尊男卑とか専業主婦蔑視といった感じがするので嫌いです)。
     シェル・シルヴァスタイン氏による絵本『おおきな木』の話に感動して泣きました。
     ホームヘルパーの実習で訪れたHさんの含蓄が有る言葉に感銘を受けました。
     『ダイアログ・イン・ザ・ダーク』に行ってみたくなりました。
     鴨の屠殺の話に衝撃を受けました。
     食生活やマルチ商法の項で戦慄しました。
     東日本大震災の事が取り上げられています。熊本地震に遭ったばかりなので、命やお金や環境の大切さについて考えさせられました。
     家庭科の重要性を再認識しました。大手出版社が自腹で新書で出版するべきです。素晴らしい本なので、一人でも多くの人に読んで戴きたいです。自信を持ってお薦めします。
     末松さんがこれからも家庭科で生徒に良い影響を与えられる授業が出来ますように、陰ながら応援しています。
    続きを読む

    投稿日:2022.08.28

  • root3

    root3

    ふくしまの男性教員による授業~女性の社会進出を支えるもの(→電化製品)。最近保育の授業が楽しい(→娘の育児に参加して,おむつに水を吸わせて高校生を驚かす)。ユニバーサルデザイン(→例えば画鋲はコクヨのプニョプニョピン)。カップ麵の塩分量や人口ジュースを作る(→1.2%で約5g,120円の清涼飲料水の単価20円)。教材として自分のアパートと自分が作った新居の間取り。マルチ商法の勧誘現場に潜入(←教え子が勧誘員!)。~この先生が初任以来勤めていた学校は南相馬市(原町市)の松栄高等学校(原町工業高校)! 震災で廃校になり,在校生は転校・退学・姉妹校に編入。東電に補償請求中。もともとこの地区の唯一の市立高校だった。名古屋で小学校から高校(偏差値最低と彼は書いているが大丈夫?)まで野球をやっていて,高一の現代社会の先生がお前らが3年になるときに家庭科が必修になるから男の家庭科教師も必要だと言われたのを思い出し,男が受けられる家政科のある大学を推薦・一般で軒並み受けて,最後に東北生活文化大学に合格。多分,扁桃腺の手術のために入院(20万以上の治療費)したときに今の奥さんと知り合い,いわきで結婚式。2011年4月から姉妹校の学法福島へ移る準備中に被災。その後,二女に恵まれ,上はみなみ・下は撫子,三人目も視野にある。彼の勤務する学法福島は加藤茶の母校で,偏差値45続きを読む

    投稿日:2016.01.18

  • まっちゃーん

    まっちゃーん

    家庭科の面白いことは、学んだことを実践できることです。生活と密接な教科です。男性の視点だから教えられることがあります。男性で家庭科の教師になれる資格があるのなら、それは使命のように感じます。

    投稿日:2015.08.21

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