【感想】ホテル御三家 帝国ホテル、オークラ、ニューオータニ

山川清弘 / 幻冬舎新書
(3件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • MOMENT

    MOMENT

    綿密な取材に基づいて、帝国ホテル、オークラ、ニューオータニオータニの歴史と未来展望が語られる。
    建築系の話が多く、好みはわかれると思うけれど、
    個人的にはとても面白く読んだ。ホテルビジネスというのは、サービスの良し悪しだけでなく思った以上にいろいろな要素をはらんでいるのだなと感じたし、さまざまな工夫の上にあるのだと知り、次にホテルに泊まる機会があったとき、また違った目線で設備やサービスを眺めることになるだろうなと思った。続きを読む

    投稿日:2022.03.09

  • yampuru

    yampuru

    ここのところ、外資系ラグジュアリーホテルの台頭や、ちょっと古いところですと新御三家といわれるホテルもあり、いわゆる昔からの御三家以外にも特筆すべきホテルが数多ある状況。

    とはいえ、やはり積み上げた時間の長さとそれに裏打ちされた伝統の力は半端なものではない、そんな御三家ホテルの歴史、そこにあった人々のドラマに迫った一冊といえるでしょう。

    見方をかえれば、ホテルの生い立ちを淡々と振り返っただけの内容ともいえ、迫力に欠ける印象も。前出のライバルホテルとの違いをもっと際立たせる内容を盛り込み、掘り下げてもよかったのではないかと思います。
    続きを読む

    投稿日:2020.08.24

  • 匿名希望

    匿名希望

    帝国ホテル、オークラ、ニューオータニのホテル御三家。

    130年の歴史を持ち、常に一流であり続ける帝国ホテル。渋沢栄一が発起人となり、大倉喜八郎が運営に乗り、そしてフランク・フロイド・ライトのホテル設計から引き継がれていく圧倒的な伝統。

    オークラは帝国ホテルにゆかりのある大倉喜七郎がホテルを立ち上げる。世界を意識し、米国大統領の定宿としての地位を確立していく。世界的なラグジュアリーホテルとしての地位を目指す。

    ニューオータニは、オリンピックの集客を睨んでオープンする。東洋一の回転式展望レストランや、突貫工事のオープンなど、前のふたつのホテルよりもヤンチャなイメージがある。

    歴史も伝統も全く異なる三ホテルだけど、サービスに対する妥協のない精神は凄いと思いました。
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    投稿日:2020.07.28

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