【感想】アフリカからアジアへ 現生人類はどう拡散したか

西秋 良宏 / 朝日新聞出版
(2件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • sagami246

    sagami246

    現生人類(ホモサピエンス)が誕生したのは、20-30万年前と言われている。誕生したのはアフリカである。我々の祖先たちは、アフリカを出て世界各地に拡散し、先に拡がり定着していた人類集団(クロマニョン人とか)に取って代わって今に至ったことが分かってきた、と著者は書いている。
    本書は、アフリカからアジアへ現生人類たちが拡散するに至った道のりと経緯について、野外調査や実地研究が示す最新の知見を、何人かの専門研究者が分担して執筆をしている本だ。
    ゲノム研究の成果を紹介している部分は、遺伝子に関しての知見が必要だったり、数学的な説明が混じっていたりで分からなかったが、その他の部分は、それでもかなり専門的ではあるが、何とか話にはついていけた。
    少し読むのに骨が折れるが、かなり面白い本だ。
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    投稿日:2022.11.09

  • aya00226

    aya00226

    ミトコンドリアDNAを用いた遺伝学的研究によって、アフリカ出身ということが分かった。
    古代ゲノム研究によって飛躍的に進展。
    ネアンデルタール人と交配していた。
    アジアにデニソワ人がいて、交配していた。寒冷地に強い遺伝子を持つ。
    自然環境の変化によって、脱アフリカ、西アジアに進出。
    ホモエレクトスなども西アジアに拡散していた。
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    投稿日:2021.03.27

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