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李開復, 上野元美 / 日本経済新聞出版 (3件のレビュー)
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総合評価:
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Hiden
このレビューはネタバレを含みます
前半は現状および今後のAI開発の潮流について、後半はその影響と対応について記載されている。 米中の価値観とそれがもたらすAI開発競争の予測はある程度想像はつくものの、やはりという印象。 ただ、それ以上に、AIがもたらす失業、分断が印象的だった。自分も『ラッダイトの誤謬』を信じていたのだが、AIは既存の仕事を置き換えるのではなく、仕事そのものをなくしてしまうというのは衝撃的だった。また、UBIについても肯定的に考えていたが、『AIエリートが想像を絶する巨万の富と浮世離れした暮らしを楽しみ、大量の失業者に最低限の施しをしてなだめるような社会』という記載を見て考えを改めた。今は、ただお金を分け与えるのではなく、社会に対する貢献に対して適切な報酬で報いることが必要だと思う。 今後AI開発・活用は大いに進展し、世の中を否応なしに変えていくだろうが、そこに飲み込まれるのではなく、活用しつつ、本当に人間とって価値のあることが認められる世界になってほしいと切に願う。
投稿日:2022.02.22
えぬたん
AI革命の4つの波(インターネットAI、ビジネスAI、認知AI、自律型AI)や米中の動向など具体的なエピソードが多くて面白い。 著者は、汎用型AI(Artificial General Intell…igence)につながるブレイクスルーには数十年は必要であり、その前に、AIの普及による雇用と不平等という危機が到来し、人間がみずからの手で人類の文明を破壊するのではないかと懸念。 AI経済への移行をスムーズにするための技術的解決法として、労働者再教育、労働時間短縮、所得再分配(UBI)について検討。 時間とエネルギーのほぼすべてを仕事に注ぎ、世界のトップAI研究者の1人となり、グーグル中国を始動させ、中国のSNSで最大数のフォロワーを持つに至った著者が、癌になったことで得た新しいビジョンにより人間とAIとの共生について考察。続きを読む
投稿日:2022.02.07
arafunesan
2020/07/10:読了 今だって、昔に比べれば、コンピューターがかなりの部分効率化した世の中になっている。それでも、人は生きている。 どんなにAIが進んでも、結局、AIではできないような非効率な場を作り出し、そこが人が集う場所になり、AIと関係なく、人の営みが行われるようになる気がする。
投稿日:2020.07.10
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