【感想】レッド・メタル作戦発動 下

マーク・グリーニー, H・リプリー・ローリングス四世, 伏見威蕃 / ハヤカワ文庫NV
(9件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • Ghost Rider

    Ghost Rider

    ケニアのレアメタル鉱山からロシア軍スペツナズが撤退することろから物語は始まる。

    台湾総統選挙がらみで中台関係が騒がしくなり、同じ時期に第7艦隊のスキャンダルがネットに出回る。

    世界の目が東アジアに集まる中、ロシアではレアメタル鉱山を奪還すべく大掛かりな軍事作戦が計画される。

    上巻はほぼロシア軍がNATOをフルボッコするさまが描かれ、下巻では態勢を整えたNATOが反撃に転じるという図式。

    トム・クランシーを彷彿とさせる近未来の仮想戦記
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    投稿日:2024.01.15

  • kattebooks

    kattebooks

    いま、ロシアとNATOが戦うとしたら、こうなるんですかね?

    途中、一進一退と言うか、序盤はほとんどNATO側が押し込まれていて、ロシアの思うようになるのかと思いましたが、やっぱりNATO側が勝つという事になるんですね(苦笑)。辛勝ですが。

    この戦いが起きる時に、並行して起きていたアジアの状況が、いよいよ過熱してきたという情景で、この作品は終わります。ということは、少なくとも、この話の続きとして、そちらの話が描かれてもいいと思うんですが、どうなんでしょう?
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    投稿日:2021.06.03

  • やすお

    やすお

    ヨーロッパではポーランドが、アフリカではケニアのレアアース鉱山が戦場となる。もう第三次世界大戦のレベルだ。ロシアのレアアース鉱山奪回を阻止することはできるのか、戦車を中心とした戦いが描写される。アクション描写は素晴らしく、兵隊たちが戦う姿を記録映画のように文字にしている。人の生き死には当然ながら発生する。そんな中、ポーランドの女性民兵と米国のA10パイロットとのロマンスがキラリと光る。続きを読む

    投稿日:2021.04.11

  • take9296

    take9296

    小説として楽しむ分にはいいが、こんな米露激突の時代が本当に来ませんように。現場には居合わせたくないという描写がてんこ盛り。

    投稿日:2021.04.04

  • vespa

    vespa

    戦争は悲しい現実を生むが、終わった後に平和を噛みしめる。それぞれの物語が終わり、新たな物語が始まる。

    投稿日:2021.01.31

  • 黒い☆安息日

    黒い☆安息日

    このレビューはネタバレを含みます

    まさか、2020年(本国で書かれてるのは2019年、いやそれでも)のこの世界で、冷戦構造の米ソ対決的な戦争小説が読めるとは思わなかった。舞台が20世紀なわけでもないのにやで。

    それもスパイ謀略戦から山岳戦、航空戦(エリア88もびっくりなA10の対戦闘機ファイト!)、潜水艦も出てくれば、武装装甲列車(999かよ!)、戦車戦、民兵のゲリラ戦…とにかく戦闘シーンのオンパレード。なんて贅沢な小説。

    政治的な描写は戦争をするために都合よくエフェクトかけてるとこも見受けられるけどまぁ許容範囲。現実世界でもトランプみたいなんが大統領になったりするんやから、これくらいはあり得るIFでしょう。

    描写が残酷だし、記述が少々マニアックだし、一見戦争賛美ものにも読めるので、読者は選ぶと思うけど、ハマる人にはたまらんと思います。フォーサイス、カッスラーあたり好きな人は是非手に取ってみて!

    俺は戦争小説は好みますが、戦争は絶対反対派です。抑止のための軍隊はやむなしと思うけど、政治決着こそ現代の政治の絶対義務だと思ってます。

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    投稿日:2020.11.28

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