【感想】君と一緒に生きよう

森絵都 / 文春文庫
(18件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • ベルゴ

    ベルゴ

    自分は動物大好き
    20代前半ペットショップでも働いてました。
    よく【売れ残った犬ってどうするんですか?】と聞かれるが…別に仔犬じゃなくなっても値段さえ下げれば、仔犬から飼うのがつらい老夫婦が買ってくれたりするので、そういうのは一切無かった

    個人的に思うのは
    世の中【教養のない優しさを優しさと勘違いしてる】人が凄い多い

    魚や小動物飼っても、水槽やカゴ…身の回りのものを買うのを嫌がる飼い主とか…(数百円~数千円の生き物にお金をかけたくないらしい…)
    この飼い主の家はダンボールなのか?…

    基本どの動物も値段より価値があると俺は思います。
    ※数千円のハムスターも懐いて飼い主に甘えたり
    ※数千円のインコでも懐いてずっと一緒に居てくれるし、会話も可能
    ※爬虫類だってなつくし
    ※魚だって癒されるし、飼い主によっては水槽の中で別世界も、作れて【神になった気分】にもなれる

    日本人は犬猫だけに好みが偏りがちだが…それもちゃんと飼えない…

    【教養のない間違った優しさ】とは
    ※道端に鳥のヒナが落ちてたら、自然の摂理に従わず拾ってしまう。
    拾っておいて自分で保護をしようとせず、店員の俺にヒナを押し付けてくる客が毎年数人いた…
    自分は仕事の合間に外で世話をし、出勤も一緒、巣立ちまでやって放す
    すると1年から2年くらい店に会いに来るんですけどね(雀やメジロ)
    …とか
    ※あと売ってて外に展示してたオシドリの小屋前に発泡スチロールの箱があり開けたら子猫、さっきの鳥と同じで店内には販売してる子達がいるので、お互い病気をうつったりしても大変なので倉庫で1週間世話して…保健所の話が出たので、自分が連れて帰った(20年生きました)
    捨てられた時の箱に【可哀想なので拾いました。世話が出来ないので宜しくお願いします。】
    ん~…あなたも捨ててますよね…

    ※あと猫飼ってる方に多いのが
    【拾って…】と言うかたが多いが…だいたい誘拐…
    ◯箱に入って捨てられたりしてない
    ◯近くに親猫いても連れ去る
    これが「拾う」ですか?…

    今現在、職場の猫の飼い主は
    聞くとやはり皆誘拐…

    自分は今 猫を飼うのを我慢してますが…他の社員が【ベルゴ!猫欲しいんじゃない?子猫いるよ?】と言われて…
    里親会とか、現場先などで飼い主募集とかしてるのか?とたずねると

    【どこどこの寺に親子でいて可愛い子猫がいてさ】
    …絶句…

    それ…寺の了解も得てないし…捨てられてもいないし…親猫いるし…

    とホントに人間が嫌になる…

    とりあえず自分は世界情勢が不安定なので特に大きな犬猫などの家族は、しばらく迎え入れないつもりですね…
    続きを読む

    投稿日:2023.02.27

  • kamitako

    kamitako

    命を繋いだ奇跡を体感。保護活動を始めた方々が、元々犬好きでないというのは意外だった。
    こうした方々の活動により殺処分数も減り続けてはいるが、直近データでも3万頭以上の犬猫が殺処分されている。ズンと来ちゃう方は保健所のシーンは飛ばし読み推奨。続きを読む

    投稿日:2021.11.29

  • ユカリ☘

    ユカリ☘

    保護犬の実状のエッセイということは知っていたので、手元にはだいぶ前から持っていたが、読むのが後回しになっていた。あまり知りたくない過酷な実状ご描かれているかもと思っていたから。
     しかし筆者が本書で何度も言っているように、たまたま奇跡的に新しい家族と知り合えた犬を取り上げている、ということで、まだ読みやすかった。終わりがけに描かれていた保健所での出来事はやはり辛かった。
     ずっと活動されているボランティアの方々にはほんと頭が下がる思いだ。
    続きを読む

    投稿日:2021.10.03

  • はらみん

    はらみん

    捨てられた犬猫たちのいる保健所を取材した最終回の衝撃は、それまでの犬と人間のハートフルエピソードが奇跡か幻想に近いものだと教えてくれる。
    ガス室で処分される犬たち。
    ナチスの強制収容所を思わせる惨さだった。
    犬や猫に家族的な想いをもったことのない私だって、その場にいくのは憚れる。
    その現場を見る恐ろしさや悲しさより、捨てられる命のない未来を願う著者の強い想いが伝わってきた。 
    続きを読む

    投稿日:2020.11.16

  • トリアナママ

    トリアナママ

    保健所、シェルター、動物愛護。
    愛を失った、或は、愛を知らずに生かされてきた、哀しい保護犬という存在を包む第二の犬生を書き連ねた作品。

    投稿日:2019.12.17

  • kaze229

    kaze229

    犬を 飼っている 人
    犬を 飼おうと思っている 人
    犬が 隣にいる 人
    前世は 犬では なかろうか と 思っている 人

    そして
    犬を 保健所に と 思っている 人

    ぜひぜひ 一読して欲しい 一冊で続きを読む

    投稿日:2019.03.01

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