【感想】ちょちょら(新潮文庫)

畠中恵 / 新潮文庫
(30件のレビュー)

総合評価:

平均 4.0
7
13
8
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ブクログレビュー

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  • 調布在住ミホ

    調布在住ミホ

    兄の自害によって江戸留守居役を引き受けた次男坊(部屋住)の新之助が自藩を救うために奔走する。
    藩を救うために江戸城で催される嘉祥の義に出される8種類の菓子を集めなければならない。お菓子集めと藩の存亡というなんともアンバランスな感じか面白かった。続きを読む

    投稿日:2023.01.23

  • けんちゃん

    けんちゃん

    江戸留守居役と言う情報収集や幕府との調整役をこなす大変な仕事。
    若き主人公がはらはらさせながらも成長して、見事に大仕事を成し遂げる。畠中さんの描く人物は本当にいつも魅力的

    投稿日:2019.11.08

  • sakumo

    sakumo

    畠中恵だけど、妖怪が出てこない方w
    ミステリーというか、江戸の留守居役たちの物語。
    実際に江戸留守居役という役職は聞いたことがあったけど、実際にどういうことをするのか知らなかったので、なかなかそのあたりの話がもちろんフィクションも多分にあるだろうけど、たくさんの参考書籍をもとに書かれていたので、そういう意味で、面白かった。
    結局今の世の中でもネットワーキングというか、仕事って誰を知っているかって、結構大きいところがあるので、そういう意味では共感しましたね。
    結局は偉い人やパワーのある人、ツボを押さえて物事を頼んだり、回していくことが仕事をうまくやるポイントだと思うので、すごくそのあたりは共感出来たりしましたね。
    実際は格式を重んじる武家社会では、名前のないそんな小さな藩の人間に動かせるほど甘くはないだろうなとは思いましたがw
    続きを読む

    投稿日:2019.04.02

  • 萵苣(chisya)

    萵苣(chisya)

    江戸時代のお仕事小説(笑。
    帯の一文がぴったりでした。
    出来の良かった兄と比べてすぐにしょんぼりする主人公だけど、やればできるというか、追い込まれたら兄より断然すごかったですね。
    だからこその求心力か
    終盤の水野様とのやりとりはドキドキしたぁ。
    続きを読む

    投稿日:2015.07.18

  • yoshi2013

    yoshi2013

    組織人特集の一冊として取り上げられていたので特に期待せずに読み始めたがかなりのめり込むこととなった。主人公は兄の死や好きな娘の失踪で落ち込む暇もなく大役を命ぜられ、更にお家のピンチをただ一人背負うことになる。諦めずに難題を大胆に解決する様を清々しく感じ、仲間たちのと結束や人脈作りに、出来過ぎと思いつつも関心する。終盤の老中との拳遊びを交えながらのやり取りは鳥肌ものですね。一歩間違えば切腹ものですし。我が藩や仲間たちのために身を投じた行動に、千穂が見抜いた主人公の打たれ強い性格が見える。
    千穂がおっさんに娶られるのは残念だったが、千穂なりの献身的な行動であり隠れた功労者に違いない。
    あとは、何と言っても主人公を食いかねない岩崎の存在感が大きい。
    その他のキャラもとても味わい深く、映像化したら面白いだろうなぁと考える。
    続きを読む

    投稿日:2015.06.12

  • うぉっか

    うぉっか

    地味な感じの主人公ですが、やはり畠中さんの作品
    不思議な魅力があります。

    続きは…出なさそうですかね☆

    投稿日:2015.03.04

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