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畠中恵 / 新潮文庫 (190件のレビュー)
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総合評価:
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emi
しゃばけシリーズ第6作目。短編集。 初っ端から若だんなが三途の川にいて大変。笑 私は鳴家とお獅子が大好きなのですが、三途の川にまでついて行っちゃうのか~かわいいが過ぎる!! 「はるがいくよ」がいちば…ん好き。 小紅の短い一生のお話。そこから若だんなを見送らなければならない妖たちの心情が垣間見える…切ないなあ。続きを読む
投稿日:2024.03.07
chigame
このシリーズの展開に少し飽きてきてしまって、読むのに時間がかかるようになってきた。でも最後の『はるがいくよ』は物悲しい雰囲気がずっと漂っていて、胸がぎゅっと締め付けられるような気持ちがした。大切な人と…いつか別れるとわかってはいても、つらく切なく、なんとかもっと一緒にいられないかともがいてしまう気持ち。それは若だんなだけではなく、佐助も仁吉も抱いている思いだったというのが切ない。妖だからといって、大切な人を失うことに痛みを感じないわけではない、残される者もまたつらいのだということが胸に響いた。続きを読む
投稿日:2024.01.11
:*:♪・゜’☆…((φ(‘ー’*)
■鬼と小鬼…火事の煙を吸って三途の川へ行った若だんな、冬吉と会う ■ちんぷんかん…上野広徳寺寛朝の弟子となった秋英の初仕事 ■男ぶり…おたえと藤吉のなれそめ、老舗煙管屋次男坊の辰二郎 ■今昔…貧乏神金…次が本気だした、陰陽師式神。お雛が薄化粧になる。兄松之助の縁談が決まる ■はるがいくよ…兄がいなくなり、小紅もいなくなる。続きを読む
投稿日:2023.09.22
fkhrsme
このレビューはネタバレを含みます
いつもはホッとしたり、心温まったりする展開が、今回初めて涙が出てしまった。 妖の時の長さと、人の短さ。だから佐助と仁吉もあれほどまでに若だんなを守ろうと必死になり、甘くなるのだと、納得がいく。 三途の川で、佐助や仁吉に頼れぬが、それでも妖を浮世に戻したい若だんな。前作、箱根の湯治旅のおかげか、兄や不在の若だんなが少し頼もしく感じられた。 そして、若だんなの三途の川で出会った子ども達への対応や、小紅にしろ、本当に情の深いこと。 相変わらず、脳内配役は 若だんな:ラウールさん 仁吉:岩本照さん 佐助:宮舘涼太さん 松之助:目黒蓮さん 三春屋の栄吉:向井康二さん 屏風のぞき:渡辺翔太さんときて 秋英さんは阿部亮平さんになりました。 SnowManの残り二人もきっとピッタリな役どころがあるに違いないと、残りの作品もますます楽しみです←←←
投稿日:2023.08.17
白虎
約1年ぶりに読んだ本シリーズ。 前回までの内容もボヤッとしか覚えておらず、読み進められるか不安だったが、さらさらと読むことができた。 特に「はるがいくよ」では、若旦那と小紅の儚い別れに涙しそうになった…。続きを読む
投稿日:2023.03.14
pbh23864
シリーズも6作目。 短めにさらりと読める内容ではあるが、「うそうそ」がとても良かったので、少し物足りない。
投稿日:2022.09.12
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