冬雷

遠田潤子 / 創元推理文庫
(20件のレビュー)

総合評価:

平均 4.3
8
7
3
0
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ブクログレビュー

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  • keixinhu

    keixinhu

    古風な本格ミステリー。
    横溝正史のような古風なシキタリに縛られた街の中で繰り広げられる愛憎劇だが、青春要素もありミステリ要素もあり非常に面白い。
    登場人物は少ないので犯人は検討がつくが、辿り着くまでがロジカルに展開され楽しかった。続きを読む

    投稿日:2020.10.22

  • winghighbridge

    winghighbridge

    ありえない、マニアックな設定の小説だな。と最初は思いましたが、どんどん引き込まれました。前に読んだ、雪の鉄樹もわりと暗い感じ。たまに浸りたい世界間。暗いよ!

    投稿日:2020.10.21

  • chimachimaki

    chimachimaki

    このレビューはネタバレを含みます

    時間があったこともあり一気読み。
    そこまで面白いわけではないけど、淡々とテンポよく読みやすい。

    田舎の何とも言えない因習や人間関係。
    主人公に対してやったことはひどすぎるけどね。でもそれが現実なんだろうなー。

    ラストは・・・こうなって欲しかったような、つまらないような。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2020.09.28

  • bmaki

    bmaki

    大阪で鷹匠として働く夏目代助。ある日彼の元に訃報が届く。
    12年前に行方不明になった幼い義弟・翔一郎が、遺体で発見されたと。
    孤児だった代助は、日本海沿いの魚ノ宮町(おのみやまち)の名家・千田家の跡継ぎとして引き取られた。
    初めての家族や、千田家と共に町を守る鷹櫛神社の巫女・真琴という恋人ができ、幸せに暮らしていた。
    しかし義弟の失踪が原因で、家族に拒絶され、真琴と引き裂かれ、町を出て行くことになったのだ。
    葬儀に出ようと故郷に戻った代助は、町の人々の冷たい仕打ちに耐えながら、事件の真相を探るが……。


    遠田先生独特の走り出し。
    周りが何も分からないまま、今起きている事件の様子だけが分かる。

    代助の過去の回想から、次第に全貌が浮き上がってくる。

    この人が、こう繋がるのではないか!?真相はこうなのではないか!?
    新事実が判明する度、頭の中は妄想の渦(笑)

    雪の鉄樹ほどではなかったが、十分楽しめる物語だった。
    読みだすと止まらくなってしまうのは、さすがの筆力。
    続きを読む

    投稿日:2020.09.13

  • ひーる

    ひーる

    因習と運命、そこから逃れられないのは畏れか諦めか。そうまでして自分を殺して抑えて、その無理がもたらすおぞましいまでの悲劇。他人事なれば読むのは面白い。が、決して他人事ではないような気がする。

    投稿日:2020.08.24

  • まこと

    まこと

    このレビューはネタバレを含みます

    第1回未来屋小説大賞受賞作。

    物語は2016年に孤児の夏目代助30歳が、18歳の時に養子として暮らしていた家に、弟だった千田翔一郎の遺体がみつかり、葬儀に出席するところから始まります。

    18の時まで代助が養子だった千田家は冬雷閣という市内でも最も大きな家であり、養父であった千田雄一郎はやり手の実業家と鷹匠としての顔を持っていて、11歳の時まだ子供のいなかった千田夫妻に引き取られた代助は鷹匠となるべく、会社も継ぐべく、数年間育てられました。

    雄一郎の弟の倫次の婿入りした加賀美家は神社で、家の女性は代々、巫女として一生を終えるしきたりでした。
    その家の娘で代助の従姉妹にあたる真琴は代助と懇意になりますが、二人はいくら仲がよくなっても、家柄上、結婚はできません。そして一生離れることもできないという間柄でした。

    そして、代助が15歳の時に、雄一郎と妻の京香との間に実子の翔一郎が生まれます。
    代助は自分の立場を悟り、厳しい雄一郎からは高校卒業後は家を出るように言われます。

    そして倫次から、事情を察して「家の婿に来ないか」と言ってもらい、さんざん迷ったあげく、代助は真琴と生きていく道を選びます。

    そして翔一郎が三歳になりますが、代助と最後に過ごしたあと、行方不明になります。
    皆に疑われる代助。
    しかし、翔一郎は見つからず、証拠がありません。
    雄一郎は代助に「出ていけ」と言い。倫次からも見放され代助は真琴を連れて町を出て行こうとしますが、真琴は代助との約束を破りついてはきませんでした。

    なんだかすごい、昼メロのようなすごい展開のお話だと思いました。
    他に、代助のストーカーの愛美やその兄で不良の龍なども登場します。
    ページをめくる度に、新たな近親者の新局面の展開があり横溝正史っぽくもあり、すごいストーリー展開で、おどろおどろしい話だと思いました。

    でも、最後は希望のみえるラストでほっとしました。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2020.08.21

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