【感想】魔王軍最強の魔術師は人間だった(コミック) 2

アナジロ, 羽田遼亮 / モンスターコミックス
(1件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • タカツテム

    タカツテム

    作中で全く説明されていないけれど、もしかして『超感覚』って相手の感覚を超絶的に鋭くすることで身体の動きを不自由にするみたいな術なんだろうか……?
    アイク秘蔵の大技として披露されているように感じられるけど、どのような効果か不明瞭なためにアイクの超越性が半減されてしまっているような……

    本編は自軍の中に紛れ込んだスパイを炙り出す展開から大事に発展していく流れ
    軍団同士がこのような諍いをしていれば大問題となっていてもおかしくないのに、そうはならないのが魔王軍という環境の特殊性か
    調和よりも野心を優先する。それ故に暗躍を契機に始まった軍団同士の対立も魔王公認の決闘によって決着を付ける、というのは何ともらしい展開

    ただこの展開、どちらかというと魔王が望んだ状況のような気もしてしまう
    自分の為に戦う人間としてアイクを求め、アイクが前に出て自分の助力を必要とする状況を作りだしたのではないかと疑ってしまう
    また、調和よりも野心を重んじる魔王軍だから決闘なんてしてもバステオが従うはずもない
    そう考えるとラストのあの展開に関しても、指揮官を決闘で戦う範囲から外していたことからして、これも魔王の想定内の展開のような気もしてしまうが……
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    投稿日:2020.12.29

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