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遠藤遼 / 双葉文庫 (3件のレビュー)
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ゆふぃ
ひたすら優しく接するって、結局当たり障りなくってことで、本当のことで大事なことでも、厳しいこと言うのってほんと難しい。
投稿日:2021.05.22
kimikokumiken
鎌倉という土地柄も良くって、「あやかし」とは・・・と、思いながら手に取った本である。 子供のころから、霊感があった宮原景子が、主人公である。 就職したのに、会社の社長以下みんなが、夜逃げなのか?就職…3カ月で、解雇状態になってしまった。 仕事に行けなくなり、どうしようかと、思い悩んだ末、やはり、霊感のある祖母の守屋和子に電話すると、足を骨折で入院中であり、祖母のシェハウスの店子の面倒をみることに 景子は、同意する。 そこは、「孔雀荘」で、神様・陰陽師、等、あやかしの類の様な店子が、・・・・ 言葉を喋る猫のココもいる所であった。 5章からなっているのだが、一番あやかしの存在を感じるのは、第5章である。 亡くなっっても、浮遊霊のように、あの世へ行けない魂の存在が、描かれているのだけど、怖いというものでなく、その死による悲しみと浮かばれなかったという事に、悲哀が、かんじられた。 さて、祖母が、退院して来たら、どんなあやかしの問題が、起きるのだろうか? 私も若い頃、祖母の家を母と訪れて、祖母と私と母で、川の字で寝たのだが、仏壇の前で、拝んでいる祖母と僧侶ともう一人の姿を見たことがある。 僧侶もいないし、祖母は、私の隣で、寝ているのに、・・・もう一人は誰???と。 祖母が、亡くなった時に 僧侶にその話をしたら、もう一人の人は、あの世とこの世を結ぶ導行人であると、何事も無かったように、淡々と話をしてくれた。 そんな信心も無い私なのに、祖父と祖母に可愛がられていたから見えたのだと思う。 その後も、あやかしではないが、色んなものを見た。 今は、もう、何も見えなくなったけど、・・・・ 心の純粋さが、あった時しか見えなかったのかな?と思いながら、この本を閉じた。続きを読む
投稿日:2021.03.23
lovenovels
霊が見えるという「普通」ではない体質の景子が、祖母が管理しているシェアハウスの管理を任されるところから始まる話。あやかしなどの不思議なものとは関わりたくないのかな。と思ったけれど、シェアハウスの人たち…のことはちゃんと受け入れている。不用意に相手のことを聞き出そうとしない、人を傷つけない優しい景子。そんな彼女と不思議な住民たちの生活をもっと見たくなった。続きを読む
投稿日:2020.07.13
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