【感想】アスリートは歳を取るほど強くなる:パフォーマンスのピークに関する最新科学

ジェフ・ベルコビッチ, 船越隆子 / 草思社
(9件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • timezero11

    timezero11

    長かった…8時間かかった。
    要点は最後の章にまとめられてるので、まあそこだけ読めばわずか10分もせずにこの1冊読んだことになるかと。

    投稿日:2023.01.03

  • mk04

    mk04

    近年、熟年のベテランアスリートの活躍がとても増えている。
    年齢を重ね、身体能力のピークを過ぎていると思われる熟年の選手が若い世代の選手と互角に、またはそれ以上に活躍を見せている裏で、ベテランと呼ばれるアスリート達ははいったい何を行っているのか?
    戦い方やトレーニング内容、リカバリー、食事、睡眠などについて分析した本書は、
    多くの一般市民が望む日常生活におけるエネルギッシュさや健康の維持に関して大きなヒントになると思う。


    多くの競技においてアスリートのピークは一般的に20代と言われている。

    若いアスリートの持つスピード、パワー、ハードなトレーニングに耐えられる身体と回復力は年齢を重ねるごとに失われてしまうので、若い時のままのアプローチでは長く競技を続ける事はできない。

    ベテランのアスリートが生き残るには知識や経験に基づく戦い方、パワーに頼るのではなく遅筋の発達による持久力、トレーニングを工夫して怪我をしないための方法などを突き詰めていく必要がある。

    近年の熟年アスリートの増加は、長年にわたるスポーツ科学の研究による、競技の分析、トレーニングと休養の最適化によるところが大きいと感じた。


    参考になった点として、
    衰える身体に抗おうとは思わず、年齢を重ねるごとにトレーニング内容を変化させるという点。
    ガンガン追い込むだけがトレーニングではなく、トレーニング強度を2極化(高強度を2割と低強度を8割)し、いかに疲労の蓄積を避けながらトレーニングを続けるかという部分が参考になった。

    トレーニング頻度を増やすために「また明日もトレーニングしたい」と思える強度であえて切り上げるというやり方を繰り返し、
    身体の状態を見極め、無理な練習避けつつ長いスパンで体力を向上させていくのが大事だと思った。
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    投稿日:2021.01.24

  • toshi1231

    toshi1231

    トップアスリートの世界で、以前はベテラン、引退の年齢になっても活躍する例が増えている。本書では、様々な競技におけるこれらベテランアスリートがどのようにして加齢によるパフォーマンス低下と戦っているかを紹介している。
    生理学を意識した練習、疲労を溜めない工夫、複数の競技に取り組むメリット、脳へのインプット、動作の効率性の追求、遺伝子レベルでの取り組み、メンタルの安定、栄養、疲労回復の方法、外科手術など。
    どのようにすれば加齢に勝てるかという具体的理論を提示するというよりも、様々な事例を紹介した作品です。
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    投稿日:2020.09.12

  • aya00226

    aya00226

    ヴァーサクライマー。垂直に上るマシン
    テンポラン=乳酸値が急激に増えるポイントでのランニングを30~60分続ける。
    ランナーの着地時間は短いほどいい。
    高地に住んでいても、高地トレーニングをする。
    た明日もトレーニングできる、程度でとどめておくめき。
    HIITは、パワーと持続力を構築するのに効率がいい。
    怪我をしないために、インターバルをとって、効率的にトレーニングする。
    加圧トレーニングは軍やNASAでも利用されている。
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    投稿日:2020.09.11

  • 黒い☆安息日

    黒い☆安息日

    このレビューはネタバレを含みます

    キングカズ、イチロー、鏑木毅…日本のアスリートを考えても、従来では考えられないくらい高齢でも現役で第一線を張るアスリートが増えてきた。これは世界的にもそうらしい。

    この本は、どうしてアスリートが活躍できる年齢が高ぶれしたのか?その謎を追うルポタージュである。

    トレーニング方法の進化
    疲労を溜めないトレーニング方法
    クロストレーニングの効果
    加圧トレなど脳を騙すトレーニング法
    癖からみる故障防止策
    遺伝と肉体的要因
    感情コントロール
    判断の速度をあげる
    栄養学
    疲労回復のメソッド
    寿命延伸の極限

    各章ごとのテーマをインタビューや実地体験を通じて掘り下げていく。正解、あるいは著者の支持すること、が記載されない部分もあるし、それとなく不支持を匂わせる描写もある。まだまだ不確実かつ進行形の研究が多いテーマなので、むべなるかな。

    そのような本であるから、教本として役立てるというものではなく、知識を蓄える・学ぶ本であると思う。ただ、この作者が「あぁいい人なんだなぁ、この人」と思えたのが最終章「終わりに」である。

    そこに作者自身は「今、どのようなことを考えて実践しているか」が書かれている。ここを膨らませてノウハウ本したら、もっと売れる本になっていたかも知れないが、それを良しとしなかったあたりが、ノンフィクションライターの矜持なんだろうな。

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    投稿日:2020.05.11

  • nono

    nono

    この本を読もうという動機はノウハウや知識を得るためで、ストーリーや文章を楽しむ為ではない。
    そういう自分のニーズには合わなかった。

    投稿日:2020.04.20

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