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ケイト・モートン, 青木純子 / 創元推理文庫 (15件のレビュー)
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いちよう
読み終わってまず、ジミー(母の婚約者、恋人)はとても良い人だと思った。こんなに人間ができている人と出会えて、母は本当に良かったなあ。上巻で感じた違和感は、少しだけ当たっていたが、秘密が全て明かされた…今となっては、些細な事のように感じる。 また、最後が衝撃だっので、読後にネタバレ有りの感想をいくつも見たが、最初から勘づいている人もおり、自分の読む力が未熟だと思った。しかし、作者が求めている読者は私のような、純粋にミスリードに引っかかってくれる人だと思うので、まあ良しとしよう。続きを読む
投稿日:2024.03.11
Pino
2度目の読了。 ケイト・モートンの情景描写は丁寧で緩やかで好みです。また彼女の作品は読み終えるとしばらく余韻が続き、また読み返してしまったり。 些細な出来事や、タイミングのずれで人生が大きく変わり、な…んともいえない淋しさ虚しさも感じずにはいられません。その複雑な余韻がまた味わいです。続きを読む
投稿日:2023.03.25
katokicchan
良くあるストーリーだと思って油断してるとラストまでに仕組まれた色んな仕掛けに驚く作品。第二次大戦のロンドン空襲の酷さは、コニーウィリスの作品から予備知識もあったので入り込みやすかった。単なる謎解きミス…テリに留まらず、家族のドラマわ70年前と現代が交差しながら描いたことも素晴らしい効果が出ている。やや冗長な所もあるが、それも魅力の一つで、ラストまで読み進めたならば、素敵な読後感が待っている。続きを読む
投稿日:2022.09.27
家計法廷
このレビューはネタバレを含みます
二作目のケイト・モートン。 前作「忘れられた花園」と同様、現在と過去が交互に描写されながら真相に迫る物語。 現代パートの主人公ローレンが語る母ドロシー(ドリー)の優しさと、過去パートのドリーの人間としての醜さのギャップが凄くて。正直途中から、キーとなるヴィヴィアンに幸せになってほしいと思いながら読み進めた。 徐々に変わっていくドリーの描写も見事。ホント、途中から嫌な女性になりました笑。その分、全てを失うことになるのだけど。 最後の仕掛けは、もしかしたらと思いつつも、最後まで気が抜けず。結ばれなかった二人の切なさと、旅時の果てに幸せに逝った静かな余韻があり。良かった。 相変わらず、若干ハーレクインかなと思うけど、「過去を探る」ストーリーは随一。次作、湖畔荘も楽しみ。
投稿日:2022.08.29
たきゆか
とても面白かったです。ネタバレになってしまうので、書きませんが、最後まで楽しめて、もう一度、読みかえしたくなります。
投稿日:2022.08.28
osawat
☆幼いころ、娘が目撃した母の殺人と、母の若いころ。まあ、つかみはいいし、最後は思わぬどんでん返しの落ちだが、内容があまり興味ないし。 原題はsecret keeper。もちろん、母のこと。
投稿日:2022.01.27
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