【感想】覗くモーテル 観察日誌

ゲイ・タリーズ, 白石朗 / 文春文庫
(4件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • 芦田友郎

    芦田友郎

    成田アキラ先生の本にも出てきそうな話。このモーテルの主人の変な生真面目な探究心(?)が何とも
    滑稽ながら魅力的。「どんどん人間嫌いになる」と言うのも納得。学究的とは言えないが何か説得力がある、セックスについての考察も面白かった。解説でまた煙にまかれる。続きを読む

    投稿日:2023.08.02

  • shionomusubi

    shionomusubi

    タイトルや本紹介にあるような、覗きの記録は本書を構成する一部に過ぎず、大半が、著者ゲイ・タリーズと、記録者フースの交流記録および、フースの回顧録となっています。
    他人の究極のプライベートを覗きたいという欲望を実現したフース氏。
    その行為自体もほめられたものじゃないけれど、著者と記録者にお互い信頼関係があるようにも見えず、自分の行為の正当性を主張する言い訳が多く、そういうところが読んでいてとても疲れました。

    ノンフィクションなので、記録として興味を持って読めれば面白いかもしれません。
    続きを読む

    投稿日:2022.11.17

  • anakenn50

    anakenn50

    思春期に、いくつかこのような本に、興味を持った。
    「O嬢の物語」「若きドンジュアンの冒険」「カサノヴア回想録」そして、本書の前書きに書かれている「わが秘密の生涯」(富士見ロマン文庫)は一度古書店で手に入れたが、読まなかった。
    他にも、「家畜人ヤプー」などもある。
    人間というか、多くの男は本文で触れられているように、覗きに興味があるだろう。
    覗き魔が著した記録を読むというのは、更に、低劣な気がするが、それはそれとして、アメリカのモーテルでは、恐ろしいことが起きている。
    究極は殺人だが、セックス以外に、暴力やドラッグ。
    日本人とは、やはり少し気質が違う気がする。
    この本を読むくらいの興味を持って、他の本も読めたら、深い読書中身の濃い読書が出来そうである。
    続きを読む

    投稿日:2021.05.22

  • 文藝春秋公式

    文藝春秋公式

    【覗き穴から男が目撃した衝撃のセックスとは】あるモーテル経営者から奇妙な手紙が届いた。送り主は連日、天井の覗き穴から宿泊客のセックスを観察して記録をつけていた……。

    投稿日:2019.12.09

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