【感想】半七捕物帳―江戸探偵怪異譚―(新潮文庫nex)

岡本綺堂, 宮部みゆき / 新潮文庫nex
(6件のレビュー)

総合評価:

平均 3.5
0
3
3
0
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • toradesukantia55

    toradesukantia55

    「雪達磨」「お文の魂」「山祝いの夜」「筆屋の娘」
    「勘平の死」「槍突き」「少年少女の死」「津の国屋」の
    八篇。
    時代ものを書くときは、仕事の前に必ず『半七』を読むといった宮部みゆきの編である。
    文政6年(1823年)生まれの江戸の岡っ引き半七。
    明治時代の新聞記者の「わたし」が半七老人に話聞きだすという構成。
    続きを読む

    投稿日:2023.08.17

  • G. S.

    G. S.

    事件の中身も動機もお縄になった犯人たちの末路も陰惨ながら、語り口や半七親分のさっぱりとした気質や描かれる江戸の風俗の洒落た感じから、古さに新鮮さが乗っかり小気味良い読書体験ができた。

    投稿日:2023.07.08

  • necogawa-necomi

    necogawa-necomi

    はじめての岡本綺堂。しかも新潮nex(!?)。
    ずっと読まねばと思っていたが、宮部みゆき氏編というのがよいきっかけになった。
    それだけに、90年近くも前の作品とは思えないほどすんなりと楽しみながら読めた。
    さすが捕物帖の先駆け。
    続きを読む

    投稿日:2021.09.18

  • pokopoko0713

    pokopoko0713

    初読み。
    シリーズ化してるものを宮部みゆきがセレクトしたものらしい。
    江戸のシャーロックというには、微妙な気がする。
    短編だし読みやすいんだけどそのせいか半七が唐突に事件を解決してしまう感じで、肩透かしな気もする。
    江戸のシャーロックという触れ込みがなければ普通に楽しめたかな。
    続きを読む

    投稿日:2020.12.16

  • ロカ

    ロカ

    このレビューはネタバレを含みます

    横溝さんの人形左吉は読んでいたけど、岡本綺堂さんはハードルが高くて読まなかったのですだ。
    激しく後悔!
    今、読んでも遜色ないです。
    先ずは青空文庫からかな。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2020.01.26

  • Pukasan

    Pukasan

    収録作:雪達磨、お文の魂、山祝いの夜、筆屋の娘、勘平の死、槍突き、少年少女の死、津の国屋
    の8篇。

    出版予定が出たときになぜこのレーベルから半七の、しかも撰集が?と疑問に思ってましたが、若い世代へ半七捕物帳の存在を知ってもらう事を目的とした一冊なんですね。なるほど。

    綺堂は怪談モノが得意なのでそのテイストも持った作品を多くセレクトしてるのが嬉しいですね(サブタイトルに怪異譚と入ってますし)。
    続きを読む

    投稿日:2019.12.24

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。