【感想】5分後の世界（７）

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Twitterのプロモーションで絵面が気になっていたので購入、一気に7巻まで読みました。
たしかに明かされていない部分はあれど、作者の方の伝えたかったテーマはわかるなと。傑作ではないのかもしれないけど、私は好きです。
連載がもっと長引けば活躍できた子もいたのかな〜という惜しさはあります。

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最終巻。
２週目の開始から最後まで。

正直、時間跳躍設定周りはガバガバだけど、よくあの状態からラスト１巻でここまでまとめたと思う。
伏線の回収もほとんど行われてるんじゃないかな？
未来で逃げた七扇はどうなったんだろう？

大和が七扇ラボから仏像を盗み出した時点で未来の人間の侵攻はなくなってるんじゃないかな。
そうなると宝冠阿弥陀が過去ワープする必要が無くなるけど、それだと大和が仏像を盗み出す理由が無くなって人間の侵攻が生じて・・・という矛盾が生じる。
なんか次元の崩壊とか起きそう。
逆に、これで破滅が止まらないのであれば４年前の富士樹海で仏像の死体を回収しても解決しない可能性があるのでは・・・。

この矛盾を回避しようと思うと、やっぱ世界線の分岐を組み込まなきゃならないのかな。
大和が４年前に飛んだとしても、単に仏像の侵攻がない世界が１本出来上がるだけで、元の世界線では結局人間は滅びるしかないっていう。
大和はその安全な世界線で生きていけるけど、元の世界線に残った裕人や みちる たちは救われない、って感じにしかならない・・・。
う～ん、わからん！

ところで最後の大和（３周目）はどういう状態なんだろう？
記憶が残っているということは４年前に跳んで仏像を回収した大和だろうか？
そこから元の時間に戻ったってこと？
でも、３周目は問題の時間より前からスタートしてるし、なによりも大岩との関係が以前と完全に違ってるしで、状況がだいぶ違うように感じる。
もしかして４年前から４年間過ごしたんだろうか？
いや、あの時代には４年前の大和がいるから入れ替われないし、そもそもあの年代で４年の差ってのは大きいだろう。
う～ん、やっぱわからんちん！



設定的には みちる がヒロインなんだろうけど、
やはり かけるちゃん の登場時間の方が多いから、どうしても かけるちゃん を応援したくなってしまうね。

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