【感想】アンジュと頭獅王

吉田修一 / 小学館
(46件のレビュー)

総合評価:

平均 2.7
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9
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ブクログレビュー

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  • やっさん

    やっさん

    ライオンに乗りたいっす

    ってな事で、吉田修一の『アンジュと頭獅王』

    ヒグチユウコ好きのハラダさんから頂いた本

    装丁のブックカバーはコレクションしてる様なので裸で頂きました(笑)

    日本の童話を吉田修一がちょっぴり現代とMixした様な感じかな

    童話にしては残酷な内容で泣けてくる……。

    映画にもなってるみたいじゃし、海外にも訳して広がってるみたいじゃが、わしは初めて知った(笑)

    そして、そんなに感想は無い

    2020年33冊目
    続きを読む

    投稿日:2024.01.22

  • ビンゴ

    ビンゴ

    文体のリズムは心地よかったけど、内容はちょっと難しかった。
    原点の安寿と厨子王か、森鴎外の山椒太夫を知っていると楽しめるのかもしれない。
    拷問のシーンが、それほど文章は多くないがあるので、苦手な人は注意。まぁそこが本作のテーマなのでしょうがないんだけど。続きを読む

    投稿日:2023.05.16

  • ku-suke

    ku-suke

    「安寿と厨子王」から派生した異世界ロックファンタジーという感じのお話。口語調というのか文章にリズムがあって、たいへん読み心地が良かった。
    それにしても日本の昔話って身も蓋もない感じのものが多いよなぁ…良い行いをした人も悪い行いをした人も相応に報われるのだけれど、悪い人への報復があっけらかんとえげつない。因果応報とはいうけれど、寛容は特に必要ないのかな。この単純さがいっそ不思議というか面白いというか…現代人の私は戸惑ってしまう。
    吉田修一さんは何故このお話を書こうと思ったのだろう?
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    投稿日:2023.03.24

  • tpochi0717

    tpochi0717

    安寿と厨子王の日本の童話を時空を超えてのお話。

    父を訪ね求めて母とアンジュと頭獅王の姉弟は旅に出るものの、人買いに売られ、母と別れ、姉弟は非道な主に無理な仕事を手伝われてる日々を送る。

    一度の脱出に失敗し、二度目はアンジュがその身を犠牲にして頭獅王がお寺に助けられながらも乞食とサーカスに拾われ、六条院夫婦の養子となり
    再び姉アンジュと母と再会するまで。

    意外(?) と読めて、面白かった。
    続きを読む

    投稿日:2023.03.15

  • 栞

    あの安寿と厨子王が。。
    古典が大冒険になってる感じ。
    途中から何歳?何百年生きてる?不思議だった。
    さくっと読める。

    投稿日:2022.12.17

  • masabox

    masabox

    名著と言われる作品であり、たまたま読んでいる最中に見かけたピンポイントで、「山椒大夫」の主人公の名前があったので、つまみ読み。読書のこう言うLinkって面白いですね。でもって、文体なんかをなぞりながら、内容を飛躍させる流れで、積年の恨み、想いと言うものが結実すると、こんな感じって言うお話でして、奇想天外と言うよりも並行し読書できたことを素敵な体験と感じられました。続きを読む

    投稿日:2021.12.20

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