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林真理子 / 小学館文庫 (54件のレビュー)
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まろび
林真理子のいつもの良さが出てないように感じました。 風と共に去りぬの映画で感じた、スカーレットの激しさら、気高さやかわいらしさをもっと林真理子の言葉で感じたかった。
投稿日:2023.08.21
libretta
『風と共に去りぬ』原作を読み、映画は何度も見た。メイキングも役者選びやシナリオがどんどん変わるくだりは楽しくて繰り返し見た。たくさんのシーンが頭の中にある。 あらためて、スカーレット16歳、レット35…歳と聞くと笑ってしまった。現代より何倍も早く大人にならなくてはいけなくて、女性の権利が無に等しい時代。たくましい女性は異質だった時代。 それにしてもスカーレット、自己中のかたまり、イヤな女です。続きを読む
投稿日:2023.07.31
マミ
マーガレットミッチェルの小説「風と共に去りぬ」の主人公、スカーレットを一人称として書かれた作品。 姉から「面白いから読んで」と誕生祝いとしてもらった赤いハードカバーの本が、この「風と共に去りぬ」だっ…た。 高校生だった私はたちまち、この作品の虜になり、友達グループのみんなに勧め、回し読みをした。 繊細で紳士的な・アシュレー派 野生的でセクシーな・バトラー派 二派に別れ、授業もそっちのけで、どちらがどれだけ魅力的か、と言い合った。 ワタシは、勿論、バトラー派だった。 ページを捲るたびに、その当時の事が懐かしく思い出される。続きを読む
投稿日:2023.07.22
かわにゃん
このレビューはネタバレを含みます
宝塚のレットバトラーの写真ばかりが印象にある物語を初めて読んだ。 1巻のスカーレットはひたすらバカで傲慢で嫌な女の子である。バカなのは自分なのに周りの女の子を冴えなくて頭が悪いと言い続けている。 とはいえ自分の若い時も似たところはあったように思う。 この子がどんな波瀾万丈な人生を送るのか、どう成長していくのか2巻以降が楽しみ。 ラブストーリーあるあるだけど1巻ではレットバトラーの事は大嫌いである。
投稿日:2023.06.12
よつば
マーガレット・ミッチェルの名作『風と共に去りぬ』を林真理子さんが一人称小説にアレンジした作品。 カタカナの登場人物の名前が覚えられなくて翻訳物は避けていたけれど、本作は大丈夫だった。 物語の舞台は…南北戦争時代のアメリカ。 戦争なんて物には一切関心がなく興味は華やかなドレスとパーティー&男子にモテる事。 周りの女性達からどれだけ嫌われようがおかまいなし。 ヒロイン・スカーレットの言動が突き抜け過ぎていて、それが面白い。 我儘でプライドが高くてまだ若干16歳のスカーレットだが、1巻から既に波乱万丈。 今後の展開が楽しみだ。続きを読む
投稿日:2023.02.15
まいこ
読みやすいことは読みやすいんだけど、それがかえって物足りなくなり本家(?)の多少難解なものを読みたくなるという不思議な作品。でもそれもマリコさんの狙いかもしれない。 スカーレットを「パリピ」と称するに…はマリコさんの文章には気品がありすぎてやや浮いちゃう感じ。しかし何せ読みやすいので流れるように読みながら当時の南部の白人女性達の人生規範や考え方をするすると教えてもらえる。男の人ってほんとうに戦争が大好きというスカーレットの感想も率直なものなのだろう。続きを読む
投稿日:2022.10.31
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