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今泉忠明 / 文春新書 (9件のレビュー)
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総合評価:
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ドラソル
文字通り、猫の行動について解説した一冊。 猫好きにはたまらないだろうし、そうでな人にとっても勉強になるかと。
投稿日:2022.06.05
まちゃ
ネコに喜怒哀楽の「哀」がないなんて!!!! ちなみに我が家のニャンは、生まれてすぐに親ネコに捨てられて我が家に来たので問題行動の塊であり、手根球のヒゲも見当たらない。退化したのか。
投稿日:2022.03.21
Giorno
人類を含めた哺乳類の大脳構造から説き起こす猫の行動と心理の謎解き。猫語ナントカなどよくある類書とは大違いな、実証された科学的な見地に基づく冷静な著述の中にも抑えきれない偏愛が溢れる好著
投稿日:2021.09.04
YAJ
このレビューはネタバレを含みます
各種猫雑誌、猫本で名前を見ないことがない人気の哺乳動物学者、「ねこの博物館」館長さんによる、割と最新の(2019/9/20上梓)、研究データなどから導き出された猫にまつわる生態の解説書。学術的に偏らず、かといって、単なるネコ好き向けの根も葉もない噂話、都市伝説の寄せ集めでないバランスがほどよく読みやすい好著。 著者が監修している「ざんねんな~」シリーズほど、おふざけがなくてよい。 「猫脳」と謳っているが、要は「脳」が生き物の行動を司っているということで、猫のあらゆる行動様式を科学的に解説してくれてためになる。猫が喉をゴロゴロ鳴らすのは今もって謎という記事を今年になって見た覚えがあったが、 「最近になって、米国ルイジアナ州のテュレーン大学の研究チームが、このゴロゴロ音を詳細に調べ(中略)喉頭の筋肉が、2枚の声帯にある隙間を開閉させて、喉を通る空気流を震わせていたのです。」 という研究結果には、「ほぅ」と感心。 我が家の二匹の猫の、行動様式の違いも、どちらがより野生の本能を引継いでいるかとか、今後の対応注意事項も分かって良かった。
投稿日:2020.07.31
Teddy
「猫の気持ちがわかる」くらいの気持ちで手にしたけれど、哺乳動物学者による、猫の脳に着目した猫本。聞いたことある話もあったけど、それを猫脳の視点から説明。 コロナ疎開でヨメなしで猫の世話をしながら暮らし…ている今、猫の生態を改めて理解。うまくやっていこうと思います。続きを読む
投稿日:2020.03.23
み〜み〜
著者は猫が大好きなんだなと伝わってきた。 私は猫を人間みたいに思ってしまう時があるが、猫の習性や猫脳に基づいて毎日を大切に快適に暮らしていこうと思った。 狩りのために体力を残しているから実際には長く寝ていない説を聞いたことがあるが、「研究者が猫の脳波を測定して調べてみたところ、1日約16時間しっかり眠っていた」と書いてた。 私の猫は寝言を言ったりクークーいびきかいているので、答えは読まなくてもわかっていたが、脳波でしっかり証明されてしまったのがなんだか可愛いなと思った。 鼻の頭がひんやりと湿っていてよくくっつけてくる。 しかしその正体は汗と皮脂だった。 人間が鼻の頭を汗と皮脂でひんやりしてたら気持ち悪いだけなのに猫はすごい。 脳の構造から言葉は話せなくても意味は理解しているらしい。 ごはーん!と話すのは猫脳の構造を超えての訴えだったみたい。 スーパーサイヤ猫!
投稿日:2020.03.17
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