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荒木源 / 角川文庫 (17件のレビュー)
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総合評価:
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finger0217
働き方改革が声高に叫ばれる昨今、ワークライフバランスを無視したような過剰な残業は決して許されることではありません。 とはいえ、どうしても対応しなければならないこともあるでしょうし、「仕事が終わらないま…まになっている」ということをストレスに感じる人もいるでしょう。 体調を崩すことがなく、個々人の人生を尊重しながら、適切な時間や負担で回せる労働管理が必要なのだ、というのは理想論としてはわかります。 この物語の舞台は建築現場ですから、建物の完成時期は決まっていますし、天候などの影響を受けながら工事のやりくりをしなければならず、どうしても現場の管理者となる社員たちは残業が多くなります。 事故を起こさず、適切な仕事をしながら労働者の権利を守ること、それを会社(管理職)が十分に認識するとともに、働いている労働者の側にも「過剰な残業をすることは決して「偉い」ことではない」という考えを持つことが必要なのだと思います。 どうしても人が他人を見る視点は一面的になりがちですし、自分の価値観と異なる生き方をしている人間のことは認めにくいものです。物語を通して主人公の考え方が変わってゆくところは印象的ですし、生きてゆく中で避けては通れない「働く」ということを考えさせてくれる小説だと感じます。続きを読む
投稿日:2023.11.27
かとちゃん
残業に関するグレーな部分が鮮明に描写されていました。経営者としては話の分かる内容で参考になりました。
投稿日:2023.07.24
小田やかた
いい話だった。成瀬が、最初は残業時間の上限をいかに切り抜けるばかり考えていたのが、高塚の自殺未遂などをきっかけに、完全にすぐにはなくせないが、無くす方法を模索していく姿を見て、そう思った。 最後の、高…塚の浅田がくっついたのはクスリときた。続きを読む
投稿日:2022.01.17
1542457番目の読書家
ゼネコンで働く成瀬が主人公の話 令和元年の出版であることから オリンピックの好景気や働き方改革の波の話があり、リアリティがあった。来年働く身として、感情移入とまではいかないが、移入して読むことができ…た。“前半”までは..... 後半、怒涛の上手くいきよう つまらないほど、上手くいく リアリティがあった話の内容なのに、急にフィクション丸出しの展開 無理に300ページに収める必要なかったのでは。続きを読む
投稿日:2021.05.05
奏
このレビューはネタバレを含みます
y 正直に言ってしまうと、どんな綺麗事で終わるのか不安だったが、綺麗事で済ませていなくて面白かった。
投稿日:2021.04.08
luckypapa
今どきのタイトルにひかれて読み始める。 ゼネコンという畑違いの業界なので、実業は分からないが、これを読んでいると自分が働く業界は平和だなぁと実感する。 実際は小説のように劇的には変わらないと思うが、本…当の意味での働き方改革とは、を追求する話になっていると思う。続きを読む
投稿日:2021.01.21
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