金田一春彦 / 岩波新書 (27件のレビュー)
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繁栄
言語からは文化が見えるということは知っていたがこれほどまでか、と思った。それくらいたくさんの事例があって読んでいて純粋に楽しかった。いっぱい日本語うんちくが脳内にストックされた。
投稿日:2024.05.01
1946411番目の読書家
大人になって自分は読書量が足りない、語彙が少ない、表現力を磨かねば——などと焦っていたが、無闇矢鱈に読書をする前に、まずこの本を手に取ることができて良かったと思う。日本語の味わい方のコツがちょっと掴め…た気がする。 なるほど。「ご利益」を「ゴリヤク」と読むのは宗教(仏教)的な言葉だからなのか!……等、具体例が身近で面白く、すぐ学びにつながる。 小・中・高校と一生懸命国語をやってきはずなのであるが、しかし日本語についてはまだまだ知らない事が多い。なんとなく違和感を感じつつも通り過ぎてしまっていた自身の母語。その特徴や美しさや歴史を、海外の言語と比較しながら改めて学びなおすことができた。一般人向けにこういう本を残してくださったこと、金田一先生には感謝を申し上げたい。 また読み返したいし、下巻も買ったので読みます。続きを読む
投稿日:2023.11.10
shimooon
さすがにこの時代に読むには古すぎる感がある。 一例を上げただけで根拠としている説明が多く、あまり説得力を感じなかった。
投稿日:2023.05.14
シマクマ君
今時、「日本語」に興味をお持ちになった方はどんな本をお読みになるのでしょう。「100プンでわかる日本語」なんていう本はあるのでしょうか。 今となっては、古い本なのかもしれませんが、ある時まで、決定…版だった、あるいはここから始める本だったのがこの本ですね。 日本語に限らず、言語について考えるには様々なアプローチがありますが、素人がついていける、可能な限りのアプローチを解説していて、それぞれのアプローチから、次の道へと進んでいくことができる書き方は、他にはなかなかありません。 石川啄木の親友、金田一京助の息子で、テレビで人気の秀穂は息子。ぼくは一度講演を聞いたことがありますが、平安朝の音韻を口にした金田一春彦先生のこえの響きは今でも忘れることができません。スゴイ学者ですよ。 学生さん向けの案内をブログに載せています。一度覗いてみてください。 https://plaza.rakuten.co.jp/simakumakun/diary/201904110002/ 続きを読む
投稿日:2020.09.09
amuzak0831
【目次】 1.世界のなかの日本語 2.発音から見た日本語 3.語彙から見た日本語 【感想】 30年近く前の本なので古くさい記述も所々あるが、それでも内容は面白い。他の言語と比べて日本語が難しいところ…、優れたところ、語彙の豊かさなどなるほどと感じる部分が多々ある。続きを読む
投稿日:2019.05.29
nikatoma
これはかなり面白い。 日本語の分析を世界の国々と比較しながらやっていく。 日本という国の特徴をとらえ直すことができ、その工程では、けっこう笑えるような内容も出てくる。 雑学としては一級で、日本に住んで…いて日本語を話すのに知らなかったことがあるのに愕然とする。 日本の歌の歌詞の分析も含まれていて、作詞にも役立つ。続きを読む
投稿日:2018.06.03
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