【感想】少年少女のためのミステリー超入門

芦辺拓 / 岩崎書店
(3件のレビュー)

総合評価:

平均 5.0
2
0
0
0
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • nyonboo48

    nyonboo48

    紹介されているミステリーのセレクトがとても良い。これを読んだ「少年少女」は間違いなくミステリーが読みたくなるでしょう。たぶん。かく言う私も(おじさんですが)、紹介されているミステリー(既読は半分以下)の他、巻末にあるもう一歩踏み出した作品リストのどれも(既読本はもう一度)読んでみたくなった。本の製本がコデックス装で、本を開いたままにできるのが好印象。続きを読む

    投稿日:2020.08.15

  • jyunko6822

    jyunko6822

    このレビューはネタバレを含みます

    芦辺先生による少年少女への大きなプレゼント!
    作品を紹介していながらも一切ネタバレなし。
    むしろ、ぜひ読んでみたいなぁと思わせてしまうあたり、さすがです。
    「どれどれ…」といったオトナ目線で読み始めたのですが、いつの間にやら、こちらも目をキラキラさせた少女に戻ってしまう。
    ミステリ-とミステリの違いなど、最初から教えてくださって、まだまだこのような良書を今どきの少年少女は求めているのでは?と思います。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2018.12.01

  • higetan

    higetan

    タイトル通り若い人に向けられたミステリー小説入門。あまりにも本が多くなり何から読んでいいのか途方にくれているのではないかと,芦辺氏が紹介するのは『緋色の研究』『マルタの鷹』『オリエント急行の殺人』『獄門島』『九尾の猫』(ここからがユニーク)『ドクター・ノオ』『羊たちの沈黙』『ビブリア古書堂の事件手帖』。この他にもポー,ヴァン・ダイン,乱歩らへの言及もあり,ミステリー小説の歴史を俯瞰する試みだとも言える。普段ミステリを読むときはその作品が今の自分にとって面白いかどうかしか気にかけていないので,この著作が示す〈ミステリー小説が社会から受けた影響・他の作家に与えた影響〉,さらには作品の寿命(いつの時代まで読み続けられるか)といった視点は新鮮で,私のようなもう若くない読者も,再読(あるいは未読の征服)への意欲を刺激される。続きを読む

    投稿日:2018.11.22

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。