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薬丸岳 / 角川文庫 (44件のレビュー)
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はぁきえいと
読みやすい。知らぬ間に読み終えてしまった。 人生の半分を刑務所で過ごし、それにも意味がある。 犯罪はよくないが、意味がある犯罪。 主人公に感情移入してしまうようなストーリー。形は間違ってるかもしれない…けど…愛を貫き通す…主人公にとってかけがえのない一番幸せな時間。その時間のために人生かけて守りたかった。 初めて薬丸岳さんの作品を読ませてもらったが、心がなぜかほっとする、温まる。最後の最後、涙なしでは読めない物語続きを読む
投稿日:2023.12.24
かりやまかりこ
人生の2/3を復讐のために充て、そのためだけに生き永らえるって悲しいね。悲しすぎる。 自分の信念を誰にも理解されずに死んでいくのは、さすがに辛い。生きるためのモチベーションって何なんだろう。
投稿日:2023.09.24
lbsh
このレビューはネタバレを含みます
薄い本だから軽く読もうと思って手に取ったのに、すっかり引き込まれてしまった。 顔面に豹柄の刺青をいれ、犯罪を繰り返す片桐。 昔に起こした傷害事件で最愛の妻と子と別れることになり、自暴自棄になっていると誰もが思っていたが… うわー衝撃… なんて悲しい人生なのか。 「悪い人じゃないのに」という人が辛い思いをする本に最近やたらあたるけど、本当に胸が痛い。 人として真っ当な人生を送るためには、優しさだけではなくて強さと賢さがないといけないんだなと考えさせられる。今回の片桐に関しては相手が悪かっただけではあるけれど、相手を刺してしまったり、人生を棒に振った復讐の仕方を選んでしまったり。 生き残っている娘のことや、お世話になった弁護士や菊屋の主人など、周りの人を不幸にしない方法もあるだろうに。 そして梶原が最悪すぎて。あー頭くる。
投稿日:2023.06.12
00020140624
主人公を除く五人の目線から語られるお話。語り手を重ねるにつれ謎が解き明かされていく手法は面白いのですが語り手が五人もいると後半は少し食傷気味に。読了後、タイトルが内容に合ってない様に感じました。それ以外は難の付け所なく良く練られたプロットです!主人公が起こした事件の中で唯一執行猶予が付いたほぼ正当防衛の事件の裏にあんな悲劇があったとは。。関係者や警察、弁護士等、誰にも当たらず腐らず、時には他人を思いやりながらも人生を掛け復讐を遂げる姿は誰よりも善人。読みやすく一気読み。
投稿日:2023.04.12
wataito
入魂の復讐譚なので面白かったと言うと語弊がありますが、圧倒的な結末に心が揺さぶられ、もう切なくて悲しくて自然と泣けてしまいました。 他に道はなかったのでしょうか……? 彼自身はようやく安寧を得たのかも…しれない。でも遺された者達は、気持ちに一整理つけられるのでしょうか。ふとした瞬間、彼の愛に気付いてあげられなかったことを悔やみ、もっと他に何かしてやれたのではないかと懊悩する日々が待っているのではないか……と思わずにはいられませんでした。続きを読む
投稿日:2023.01.25
takabo01
薬丸さんの本は二冊目だが、前に読んだ「友罪」と同じように、暗い過去を持っていそうな人物が、読み進めていくに従って、とても切なく、こんなような人生がもしかしたら現実にもあるのかと感情移入してしまった。今…作は、立場が異なる5人の人物の視点で章ごとに描かれていて、繋がっていく様が秀逸だと感じた。 他の薬丸さん作品もぜひ読みたい続きを読む
投稿日:2023.01.12
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