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綾辻行人 / 角川文庫 (18件のレビュー)
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総合評価:
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ユウ
非常に面白かったです。 中には、そういえば第1作目と第2作目でそんなこといってたなぁとか、あの時のアレが、という感じで想起されて一層面白かったです。 「そんなことしちゃうの?」となり、独特だなぁと思…いました。 この短編もこれにて終了です。 ゾクゾクしながらもとても面白かったです。続きを読む
投稿日:2023.07.07
橘
このレビューはネタバレを含みます
猫・猫・猫…多量の猫が出てくるお話も、作家の家にいる猫のお話も、猫まみれでした。 ついに、石倉(四)が。「死後の夢」、なんだそういう…と思った後に本命が。好きです。咲谷看護師の名前もわかりました。 でも、最終巻も作者であるわたしは具合が悪くて記憶の何もかもがぼんやりしていて。 深泥丘のお話もここまでなの寂しい。度々訪れていただいて、何が起こったか作品になるのを楽しみにしています。
投稿日:2023.05.10
浅葱
深泥丘と呼ばれる架空の街が舞台、の筈が読んでいると後頭部の方で何か思い出しそうになる、そんな本の続々編。 ホラーというよりもギャグのようで、なんだかわからないもの事がぼんやりと怖くなる。
投稿日:2023.03.03
鈴木梟
死後の夢が一番好きだった。 そっちかい!とか、なんじゃそりゃ!とか、よくわからない!とか、そういった感情が全部心地いい、そんな作品。 すっかりこの世界観にハマってしまった。
投稿日:2022.09.29
花嵐
再読。深泥丘シリーズ第三弾。今作では今までの二作よりも更に胡乱な気配が濃い。―――ような気がする。それでも作中の「私」は眩暈に悩まされながらも普通に日常を送っていく。―――ような気がする。ダイエットに…勤しんでいるのに中々体重が減らなったり、カンヅメ先のホテルでナニかの不快な臭いを嗅いだり、家に見知らぬ部屋があったり、空に猫柱が立ち昇っていたりもするが、それでも「私」は変わらぬ日々を過ごしていく。―――ような気がする。続きを読む
投稿日:2022.03.09
エルモ
深泥丘シリーズ完結。 他の著作をみると共通点が見つかるらしい。 解説を読んで「円環」という言葉でつながった。 そういえば切断の話でも円環出てきてた。これはキーワードだったのか。 怪奇幻想でありながら猫密室とのようなゆるっとしたジワジワくる話もまじっているところがまたいい。 そしてすべて…のような気がするとして、そして時間が経つと記憶が曖昧になって、変なこともなんとなく受け入れてしまう世界。吸収してしまう世界観がすごいと思った。
投稿日:2022.02.02
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