【感想】天上の麒麟 光秀に啼く 誰が織田信長を殺したのか?

茶屋二郎 / ボイジャー
(1件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • katsuya

    katsuya

    いわゆる歴史推理小説。光秀の謀反の真相に迫る的な。著者がいみじくも指摘している通り、歴史は勝者によって作られるものである。光秀が謀反を起こし、織田の弔い合戦を制した秀吉が正当な後継者であり、その秀吉を倒した徳川がその前後400年間の「歴史」を正当に記録したということになる。本書では、朝廷への不敬と自らの保身のため関白など高級貴族が光秀をけしかけ信長誅殺を実行させようとしたが、事前にその動きを察知した秀吉や甲賀忍者の駆け引きにより、結局信長は甲賀者に暗殺され、光秀は体よく主人殺しの汚名を着せられ秀吉に滅ぼされたというもの。取材に基づくあるいは新資料からの驚くような事実がなかったのが残念だが、歴史小説として十分楽しめる一冊。続きを読む

    投稿日:2020.10.19

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