よだかの片想い

島本理生 / 集英社文庫
(33件のレビュー)

総合評価:

平均 3.9
7
13
8
1
0

ブクログレビュー

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  • ほのか

    ほのか

    顔に大きなアザがある女の子(アイコ)の話。芯が強く真っ直ぐに生きるアイコに好感を持った。映画監督の飛坂は彼女のそんなところに惹かれるが、気まぐれで自己中心的。自分が好かれていることをいいことに、突然の呼び出しや約束の反故をすることも多い。どれだけ相手のことを好きでも、ぞんざいな扱いをされ続けると自分が磨耗してしまう。大切なのは、嫌なところが何個もあったとしても、一緒にいたい人と一緒にいること。それも大切だけれど、大前提は、お互いを尊重し合っていることだと思う。続きを読む

    投稿日:2020.09.01

  • ぷっちんぷりん

    ぷっちんぷりん

    愛し愛される結末に解決を求めるのではなく、自らが自らであることを受け止め前に進む姿に心惹かれた。島本作品の女性はいつだって羨ましくなるほどに強くて美しい。

    投稿日:2020.08.20

  • kamitako

    kamitako

    身体的なコンプレックスを抱える者には共感できる内容。タイトルから終わりは想像できたが...。弱さの受容と依存、強さの社会性と自己防衛。人はそんなに器用には振舞えないし、分かってもらえるとも考えていない。そんな葛藤とストレートな恋情が描かれた良作。読後感も良です。続きを読む

    投稿日:2020.05.10

  • くれあ

    くれあ

    このレビューはネタバレを含みます

    強かった。アイコちゃん強かった。
    自分のあざを消さない、という決断。別れという決断。
    その選択をしたことで失うたくさんのことを思うと本当に逃げ出したくなると思うけど、自分を本当に愛するってこういうことなんだろうな、と思う。

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    投稿日:2020.04.29

  • じゃがいも

    じゃがいも

    一緒にいることっていうのは相手をその間ずっと肯定すること、みたいなセリフが好き。登場人物みんな優しいけど人と人である以上分かり合えない部分があるし、社会で生きる以上世間的な目線を完全に捨て去って目の前の1人だけを見つめることは難しい。でもできるだけそうしたい。続きを読む

    投稿日:2020.03.02

  • nkmr

    nkmr

    このレビューはネタバレを含みます

    P208「私、登坂さんのこと、すごく好きでした。同じくらい好きになってもらえなくてもいい、て、そう思ってたんです。でもね、ずっとずっとそれじゃあ」「夢見たいでした。あなたに会えて、付き合えて」

    P209出会った頃だったら、私はこの言葉だけで、一生、満足できただろう。でも、今は知ってしまった。求められることの幸福を。そうしたら、もっと欲張りになっていた。約束は守ってほしいし、私と会うことを一番楽しみにしていてほしい。相手にも、こちらが想うのと同じくらい、好きになってほしい。付き合っているのに、片想いみたいな現状じゃなくて。もう前の私には戻れない。それはわがままじゃなくて、自分にとって必要な変化だと思うから。

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    投稿日:2019.01.13

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