【感想】綴られる愛人

井上荒野 / 集英社文庫
(11件のレビュー)

総合評価:

平均 3.4
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ブクログレビュー

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  • ねこまる

    ねこまる

    とんでもなく安直な感想を書きます。
    何処かの知らない誰かと文通したいなと思っていました。読み終わってやめておこうと思いました(._.)

    投稿日:2025.06.01

  • ないん

    ないん

    事実を偽ったまま、文通をする二人の男女。女性は男性に夫への殺人を教唆する。果たして男性は恋心を抱く見知らぬ女性のために、殺人を実行するのか?
    登場人物がみな、自分のことしか考えない身勝手な人たちで、感情移入できる人が誰もいなかった。
    そこがこの小説の歪さ、気持ち悪さを作り出していて、独特の余韻が残った。
    続きを読む

    投稿日:2024.10.14

  • こういち

    こういち

    文通によってもたらされた嘘と事件。
    登場人物それぞれの人物像が、会話や文面により徐々に浮き上がってくる感じ。
    結末で、事件が解決したのかそれとも続くのかはわからないが、これはこの終わり方でいいように思う。続きを読む

    投稿日:2021.06.19

  • gattolove

    gattolove

    お互いの身分を偽って、手紙のやりとりをする男女。夫の殺人を依頼する女。それを本気で実行してしまう男。現在から過去へ、そして往復書簡のやりとりと共に流れる時間。
    夫との関係を見つめ返す事が出来た女の思いは、出されなかった手紙として綴られる。
    出口のない世界にいた男にも、一筋の光が見える。
    続きを読む

    投稿日:2021.05.17

  • ぷーさんぷーさん

    ぷーさんぷーさん

    21歳大学3回生の航大と35歳作家の柚、2人は自分自身の素性を隠し"綴り人の会"を介して文通を行なっていく。
    徐々に創造の世界と現実との境界が曖昧になっていき、恐ろしい事件が起こってしまう‥。

    ☆感
    どうしようもない男と女の文通のやりとりを読んでいて、どうしようもない気持ちになったが続きが気になって一気に読んだ。
    続きを読む

    投稿日:2021.04.25

  • sayuri

    sayuri

    身分を偽りながらの文通ですが、互いの満たされない現実や 乾きの様な物から逃避しようとでもする様に徐々に言葉に熱が高まって行きます。

    今時、珍しい文通と言うツールで、それぞれの手紙にお互いが疑心暗鬼になりながらも徐々にのめり込んで行く過程にドキドキさせられました。

    ラストの展開が少しあっけない印象を持ちましたが、新鮮な恋愛サスペンスとして楽しめた1冊でした。
    続きを読む

    投稿日:2021.04.03

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