【感想】3スパイス&3ステップで作るはじめてのスパイスカレー

水野仁輔 / パイ インターナショナル
(8件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • nico314

    nico314

    カレーおいしいですよね。大好きです。
    だけど、夏は市販のルーを使ったカレーよりもさっぱりしたものが食べたいなあと思うことが多くなってきました。

    で、
    このところ、夏はキーマカレーを作ることが多くなっています。
    合いびき肉と玉ねぎ、にんじん、トマト。そしてゆでた大豆。
    S&Bの赤缶、カレー粉を愛用。大量に使うのでもっぱら大きい缶がお気に入りです。
    そして、クミン。まさしくカレーの匂い。欠かせない香辛料です。

    時折近くのスーパーで少しだけ期限が近づいた(といってもまだまだ1年以上猶予のあるもの)大缶が半額近くで値引き品のワゴンに積み上げられていて、ホクホクと3,4缶買い込んでいました。
    大きい缶の需要が少ないのを不思議に思いながらも、私にとっては大変ラッキーだったわけです。

    ところが・・・

    よくお邪魔する読書ブロガーさんが本書のレシピで3つのスパイスからカレーを作ることにハマっていて、もはやカレー粉を使わなくなったとのこと。
    『目から鱗が落ちる』衝撃を受けながらも、本当においしく全く飽きることがないというではありませんか!!
    料理上手でいらっしゃるようで、ブログ内に時折登場するレシピをまねさせていただいたことも数知れず。

    となれば、まねしないわけにはいきません!

    ずばり申し上げますと、


    とにかくおいしい!

    今までのカレーは、カレー粉は、ルーは何だったのでしょう?
    もちろん否定するつもりはないんですよ。どれもおいしいですから。

    でも

    ターメリックとカイエンペッパーとコリアンダーだけで
    おいしいカレーが長時間煮込むこともなくできてしまうんです!
    週一以上の頻度で食べていますが、香しく食欲をそそりおいしいです。

    今まで、カレー粉というものは、何十種類ものスパイスを絶妙な配合により完成させた秘密の代物で、必要なものを混ぜ合わせても似て非なるものしかできないであろうと思ってきました。
    それが、たった3つで!それも本格的な(少なくとも私にはそう思える!)味わいなのです。
    ターメリックは色を、カイエンペッパーは辛みを、
    ではコリアンダーは?
    舐めてみたところ爽やかさは感じますが、これがあのカレーの重要な役割を担っているとは、とても不思議な気がします。

    スパイスカレーのレシピは、ネットでも検索できます。
    ですが、
    「東京カリ~番長」調理主任の水野さんのスパイスをめぐるエッセイと、調理の過程の写真がふんだんにありポイントがわかりやすい本書を手に取れば、あまりのシンプルさに驚き、手軽でありながらも本格的なカレーを作ってほおばりたくなるのは間違いないでしょう!

    和食における味噌汁のように、懐が深くどんな具材もおいしくまとめることのできる存在。
    カレーの底力を垣間見た1冊です。
    続きを読む

    投稿日:2014.08.14

  • ゆき

    ゆき

    市販のルーでもなく、カレー粉でもなく、単独のスパイスを使ってカレーを作ったのは生まれて初めて。
    最初に紹介されているチキンカレーを作りました。

    玉ねぎをじっくり炒めて、すりおろしたしょうがとにんにくを水で溶いたもの、トマト、そしてスパイスを1つずつ入れて馴染ませていきます。
    水分をとばすことを意識して炒めていくと…ねっとりとしたペーストができあがる。
    おお、これがいわゆる「ルー」なんだなあ。

    これにお湯とチキンを加えて煮込むとチキンカレーのできあがりなのであります。

    果たしてお味は…
    けっこう辛い! わたしにはカイエンペッパーが多すぎたようです。
    しかし、スパイシーな奥深いお味であることは間違いありません。

    勝手ながら、これにバターを加えてバターチキンカレーにしたいと思ったりも。どの段階でどの程度バターを入れたらよいのかわかりませんが。
    あと隠し味に砂糖を入れたらどうなんだろう、とか。
    どんどんイメージが広がっていきます。

    いろんな具材をスパイスで煮込む。
    インド人にとってのカレーは日本人にとっての味噌汁のようなものだと聞いたことがあるけど、それがわかったような気がした。
    味噌とだしでいろんな具材を煮る味噌汁のような存在。

    じゃがいも、にんじん、玉ねぎ、お肉がごろっと入った日本のカレーは、いつも同じアノ味の、おいしい一品料理だものね。
    それとはまったく別物なんだなあと。

    それがわかっただけでも得るものがあった。

    奥深いスパイスの世界、もっと知りたくなりました!
    続きを読む

    投稿日:2014.02.17

  • yummy

    yummy

    今までネットのレシピで適当に作ってたけど、どうりでぱっとしないわけだ。と、この本を読んで納得しました。玉ねぎの炒め方、スパイスの使い方からやりなおします!実際に作ってみてから星を付けることにします。
    【追記】
    作ってみた。うまい!玉ねぎ炒めの出来が全然違う。分量を間違えたのでまたチャレンジしよう。
    続きを読む

    投稿日:2013.04.29

  • naoko

    naoko

    これは!家に必ず1冊なくてはならない本ではないか、と思う。おいしそうで、すぐに基本のチキンカレーを作ってみたが、本当においしい。市販のカレールーが油っぽくて胸焼けするので自分でルーを作っていたのだが、こっちのレシピのほうが簡単かつ、すごく味がいい。今回は図書館で借りたが、すぐに買いに行こうと思う。これからは週1手作りカレーがしばらく続きそう。続きを読む

    投稿日:2013.02.21

  • yuusou21

    yuusou21

    このレビューはネタバレを含みます

    ルーを使わずに大人も子どもも美味しい、しかも簡単なスパイスカレーを求めて7年目? ついに! まだ基本の基本を作ったばかりなので、☆は4つですが、これからこの本に載っている順番通りに作っていく予定なので、とても楽しみ!

    レビューの続きを読む

    投稿日:2013.01.06

  • 名無し

    名無し

    本の写真は借り物

    本当に読んだのはこちら
       ↓
    私の食自慢・味自慢 5「カレー」
    大きな活字で読みやすい本
    嵐山 光三郎/監修
    リブリオ出版

    ライスカレーかカレーライスか問題が複数
    とナイルのカレー(山羊のギー缶詰)についても
    複数著者が言及している
    ※安西水丸の牛脂=ギー、は勘違いでは

    吉本隆之が即席カレー食べ比べ。なんか分かりにくい内容。

    66 米飯食うべからず、とクラーク博士
    らいすかれいはこの限りにあらず

    164 ウサギ取りの針金は焚き火で軽くあぶって光沢を消す
    204 戦時中の舞台。食事用に紙饅頭。本当に食べてこっそり出す

    以下目次

    ライスカレー 吉行 淳之介
    ほんとうのライスカレー 井上 靖
    ライス・カレー 大仏 次郎
    ライスカレーとカツレツ 永井 竜男
    カレーライス 秋岡 伸彦
    米の味・カレーの味 阿川 弘之
    カレーライス 池波 正太郎
    ナイルさんのこと 丸元 淑生
    カレーライス 内館 牧子
    ゆうべのカレー 久世 光彦
    カレー 増田 れい子
    カレー中毒 清水 幾太郎
    女王陛下のカレーライス 荻 昌弘/著
    カレーはぼくにとってアヘンである 安西 水丸
    カツカレーの春〈抄〉 五木 寛之
    カレーライス 野呂 邦暢
    カレー 手塚 宗求
    カレー党異聞 神吉 拓郎
    紙のようなカレーの夢 色川 武大
    カレーよ、変わるなカレ 東海林 さだお
    即席カレーくらべ 吉本 隆明
    続きを読む

    投稿日:2012.12.26

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