クロイドン発12時30分

F・W・クロフツ, 霜島義明 / 創元推理文庫
(4件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • shyamazaki69

    shyamazaki69

    【ミステリーの古典名作を今さら読む】
    このところ連続で観ている刑事コロンボ、コロンボといえば倒叙物…犯人が初めから分かっており、犯人がいかに追い込まれていき、犯行を見破られるか…という形式のミステリー
    そして、倒叙物の古典名作といえば、こちら、クロフツの『クロイドン発12時30分』ということは知っていましたが、絶版で入手困難なこともあり未読でした。最近、新訳が出ていることを知り入手。
    いやー、まさに「倒叙物」の典型的フレームで話が進み、大いに楽しめました。主人公が犯行に踏み込むまでややダレますが、そこから先はかなり怒涛の展開。もちろん、今読むと「ありがち」の展開なのですが、それはある意味こちらが元祖というか「原型」なのですから当然です。
    名作は色褪せませんね。
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    投稿日:2020.07.06

  • Qすけ

    Qすけ

    長かった。チャールズの犯罪を犯すまでの状況や、犯罪を隠す為に次の犯罪を犯すまでのストーリー。
    自分勝手はさることながら、心の動きが面白い。

    投稿日:2020.01.11

  • hyodoken

    hyodoken

    このレビューはネタバレを含みます

    面白いか、面白くないか、と聞かれたら、面白いと答えるし、確かに、無駄のない感じなど名作なのだろうと思う。初めから犯人が分かっている倒叙ものとして、上がったり下がったりの犯人の心理描写と、いつの間にか有罪になっているさま。どこでミスったんだろかと、犯人に感情移入。最後の推理プロセスお披露目も、なるほどねと、すんなり。フレンチ警部の、ノロマと思われたでしょうが、、、とか、よくもまあべらべらと、というくだりも、くすっと。これが、もっと当時に読んでたら、こんなパターンもありなのかと、すごく驚きもあったかも。ハウファインディットかい、みたいな。いかんせん、いろいろ読んでるし、コロンボなど倒叙モノを見てるので、スタイルの新鮮味はない。あっと驚くというわけでもない。
    あと、短い章立になっているのも、読もうという気になるね。バンダインのビショップマーダーみたいな。

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    投稿日:2019.09.17

  • bluecoat

    bluecoat

    このレビューはネタバレを含みます

    倒叙ミステリの三大名作のひとつとも言われている作品。

    不況のさなか、資金繰りに窮した工場主の男。
    遺産を狙って叔父を殺そうとした男は、
    叔父が食後に常飲する市販の錠剤の瓶を、
    青酸カリ入りの錠剤をひとつだけ混入した瓶に
    すりかえる。
    その後、男はアリバイつくりのために
    地中海クルーズの旅行へと出発し、
    やがて叔父は青酸カリ入りの錠剤を飲んで死ぬ。
    ただ、叔父が死んだのは、男が想定していたように
    叔父の自宅ではなく、ロンドンからパリに向かう
    飛行機の機内であった。

    経済的に窮した焦り、殺人へのためらいと正当化、
    瓶を摩り替えた後から結末まで男の心を交互に支配する
    不安と安心。
    これらの心理が十分に描かれていて、サスペンスを
    盛り上げます。
    やや長めの作品で、慣れてない人には冗長に感じる部分も
    あるかもしれませんが、なるほど名作と言われるだけはあると
    思いました。

    ところで、実は男が瓶をすりかえる場面を叔父の執事が目撃しており、
    物語の途中で執事に強請られた男は執事を殺してしまうのですが、
    これって、やっぱり「お約束」の展開ですよね(笑)

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    投稿日:2019.03.24

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