【感想】「学力日本一!」 秋田県東成瀬村のすごい学習法

主婦の友社 / 主婦の友社
(10件のレビュー)

総合評価:

平均 4.1
3
5
2
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ブクログレビュー

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  • まつT

    まつT

    このレビューはネタバレを含みます

    秋田県東成瀬村で行われている自主勉強の取り組み方について。自主勉強の充実・定着を図るための手立てが書かれている。

    ・グルグルノート…1冊のノートに、日替わりで異なる児童が自主勉をする。取り組み後、必ずお家の人にコメントをもらう。→家庭でも子どもの勉強を見てもらえるように!
    ・中学生と小学生の自主勉ノート交流
    ・自主勉強掲示コーナーの設置

    *自主勉コンクールについては?が残る。
    *叱るではなく、褒める+アドバイス

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    投稿日:2021.02.26

  • 規格外の薬剤師

    規格外の薬剤師

    自分で学ぶ流れを身に着けることができる自学ノートの存在と、バックアップする村の姿勢が、とっても魅力的に映りました。

    やはり、生徒に対する先生の数が少なすぎますし、
    先生に対する仕事量の多さを何とかしないと
    簡単に他の地域でマネできる事ではないですね。

    P14 基礎・基本

     →基礎・基本の為の地道な積み重ねが
      結果的に高い学力をキープする。

    P28 東成瀬村式自学ノート 4つの決まり

    ・学校から帰ったらすぐ始めよう
     -家庭学習の習慣化

    ・時間ややることを自分で決めよう
     -学習計画を立てる

    ・テレビを消して、集中してやろう
     -学習環境を立てる

    ・姿勢や鉛筆の持ち方に気を付けよう
     -正しい学習姿勢で

    P28 東成瀬村式自学ノート 5つの約束

    ・日付を書こう

    ・取り組む内容を書こう

    ・取り組んだ時刻・時間を書こう

    ・めあて、で、弱点を克服しよう

    ・振り返り、で、次につなげよう

    P128 無回答率

     →無回答率の低さは、探求型授業における
      意見発表や話し合い、意見交換の授業の成果。

      自分の意見を言うことの大切さや
      先生からの誤答を恐れるな、というメッセージ
      多様な意見から多くを学べる

     →子供たちは自分の頭を使って考え、
       それを活発に発言し、
       表現力や活用力をどんどん磨く。

    P130 教育を進めるうえで大切なこと

     →安心感と信頼感。 
      子供が堂々と発言し、
      みんながそれをキッチリ聞く。

      たとえ誤答であったとしても
      それをもとにお互いが高め合うのが授業であり、
      学校である。
      
      みんな笑わないという安心感と信頼缶を持って
      授業に臨めるような環境作り。
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    投稿日:2020.06.06

  • 縄崎曜太

    縄崎曜太

    読んでわかることが3つあります。

    ・東成瀬村小学校の先生方は、みなさん子供たちのために一生懸命、常日頃から授業づくりをされていること。

    ・東成瀬村小学校がある東成瀬村。ひいては秋田県は田舎であり、3世帯同居も多く、子供を支える家庭環境及び地域環境が整っていること。

    ・同じ取り組みを様々な家庭環境が存在する都会の小学校でおこなっても、「学力日本一!」になることはないこと。

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    投稿日:2020.04.15

  • いっちー

    いっちー

    当たり前のことを当たり前にできることすごさと難しさ。人間、本気になったらできる。昔からやっていた不易の部分を正しく、根気よく続けている。教育の本質を見失なわずに実践しているのが秋田県。

    投稿日:2020.04.15

  • ryo-gaccho

    ryo-gaccho

    ハンドサインに「こまった」があるのは、授業での居場所作りになり、良い。自分も普段からハンドサインは取り入れているが、バリエーションを増やして下記のようにしようと思った。
    グー → こまった
    親指 → 同じです(グッジョブ)
    人差し指 → 付け足し
    チョキ → 質問
    パー → 反対

    元々はプリントで出していた宿題が、どのくらい自分やクラスの友達が勉強を頑張っているか分かる自学ノートに変えたのも良い。クラスの後方のロッカーの上に並べておくことで、お互いに刺激し合うことができる。
    ただ、各々が自分で決めた異なる宿題をしてくるので、教師が一人一人見てコメントするのに時間がかかる難点がある。クラスの人数が10〜20人程度という学校だからできることなのかもしれない。
    コメントは、悪いことの指摘をする場合は、必ず褒めてからすることも大切と感じた。(算数ばかりやっていたら、「算数が得意なんだね。次は国語もチャレンジしてみたら?」  字が汚かったら「たくさん書けたね。ていねいな字だともっと凄いね。」など)

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    投稿日:2020.04.13

  • yasu-syu

    yasu-syu

    このレビューはネタバレを含みます

    「子どもにさみしい思いをさせてはならない。なぜなら‘子どもは一人ひとりが宝”なのだから」
    生き生き学習に取り組む子供達の姿が見えるようだった。
    しかし、他の地域でそのまま実践できるか?
    授業参観は保護者の参加が120%、ノートを写しの効率を上げるのにカラーコピーで挿絵挿入。
    「当たり前のこと」がやはり当たり前ではないかなと考えてしまう。地域や環境のバックアップの力は大きい。

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    投稿日:2020.04.09

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