怪談のテープ起こし

三津田信三 / 集英社文庫
(22件のレビュー)

総合評価:

平均 3.8
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9
6
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ブクログレビュー

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  • ひつじ

    ひつじ

    怪談と短編は相性がいい。すっきりとはしない結末も怪談らしい。メタフィクションはあまり好きではないのだけれど、怪異を身近に感じるにはいい趣向かもしれない。

    投稿日:2021.01.31

  • ゲスト

    ゲスト

    この本の制作過程をフィクションの様に
    仕立てた短編ホラーだが、中々怖かった。
    全ての話しに於いて、何となくモヤモヤした
    何者又は何かのハッキリしない事象が
    帰って恐ろしさを煽っている。
    この小説を作る過程での編集者との現実世界でのやり取りががリアリティがある分、異界の世界が
    とても恐ろしい。
    続きを読む

    投稿日:2021.01.03

  • 茶柱たつこ

    茶柱たつこ

    このレビューはネタバレを含みます

    出版社の編集経験のある作者が聞いたり体験したりしたことを元に怪談を書く。
    という設定(だと思いたい)だが、短編の合間にこの本を制作する上で起きた異変も差し込まれており、虚構と現実の曖昧さがより不気味さを増していて良い。
    「留守番の夜」は少し雰囲気が違う作品だが、どれも何の因果も理由もなく怪異に巻き込まれていく様がぞっとして楽しかった。
    また解説が作品や作者についてわかりやすく紹介されており、もう一度読み返したくなった。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2020.10.25

  • anri0912

    anri0912

    ホラー短編集。
    作者の作品はとても好きなのだけれど、
    私の中で「蛇棺葬」を超える作品とはまだ巡り合えず。

    自死した人が最期に残したテープなんて私は絶対聞きたくないな。

    投稿日:2020.08.26

  • dai-4

    dai-4

    作者の手による、完全にホラー寄りの作品は初体験。刀城シリーズが大好きなんで、作品の質に対する心配はしていなかったけど、期待通りの高品質で満足。件のシリーズも、謎解きミステリではありつつ、かなり純度の高いホラー要素も含まれていて、そこがお気に入りの理由でもあるんだけど、ホラー成分だけを抽出しても、これだけのものが出来るという素晴らしさ。素敵です。作中で自身が触れていたけど、文庫化待ち、中古探しばかりしていないで、最新のものを単行本で買うのも、ときには大切なことですね。主題とはズレるんだけど、妙に心に残っちゃいました。今後、気を付けます。続きを読む

    投稿日:2020.07.13

  • すゑ

    すゑ

    カセットテープやMDに録音された怪異譚を文字に起こす、という設定がそそる。その設定上(というか、実話だから、という解釈も可能だが)、サクッと読めてしまう短編ばかりなので、淀みなく謎や原因が解ける綺麗な起承転結にはなっていないものも多いが、それはそれで味になっている。
    実話怪談には歪さが大事だと言われるが(リアリティに繋がるから)、本書はその歪さを恐らく敢えて消している印象。で、その、敢えて消している感、が、逆に歪さを感じさせるという逆転現象が起こっていて、何だろうこの感じ、筆者の意図は…?とモヤモヤしていると、最後の最後で謎の言葉が出てきて、それを解読するとようやくその理由が判明するという…いやはや。読み終えた後、読者のアタマの中でもぐるぐる思考がループする。ホントの本当はどうなのか、という真実は藪の中なわけだが、こういう、ストーリーから飛び出して恐怖の余韻を残してくれる作品というのはなかなかイイ。あちら側とこちら側をこの本が繋いでくれる感じがする。
    続きを読む

    投稿日:2020.04.05

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