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岡嶋裕史 / 光文社新書 (15件のレビュー)
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総合評価:
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いゔどっと
C言語にオブジェクト指向を取り入れたのがC++ オブジェクト指向→巨大で複雑なprogramを作る際に大きな武器になる P.62 SIerシステムインテグレータ
投稿日:2022.06.09
hifumi1232001jp
プログラミング的思考(も含めた広義のプログラミング)の教育がいいというお話でした。コーディング(狭義のプログラミング)の教育は低学年向けであるほど少人数の指導が効果的で、民間教室は都市部の方が多く費用…負担から格差が生じている。学生、新入社員、社会人、経営者の場面を想定しても、論理的思考能力、問題解決能力、プロジェクトマネジメント能力、コミュニケーション能力といったプログラミング的思考に加え、情報技術の発展と活用に対し、「やれること」と「やっていいこと」は同義ではなく定め方と抑止力の指針を持つための哲学が必要な学びであるとの指摘に共感しました。続きを読む
投稿日:2022.02.06
minusion
プログラミングは異文化コミュニケーションという言葉がもっとも心に残っている。 自分とは異なる言語を理解しようとして、相手の言葉で相手にわかるように語りかける。 ヴィトゲンシュタインの言語ゲームでいう相…手の言語を学ぶことなのだと感じた。 プログラミングを学ぼうと思いながらパイソンに手を出したりしたけど、うまいこといかず、ずっと迷走していたけれど、この本を読んですっきりした。 著者は実際に大学院で情報科学を教えている先生であり、その人がこんなタイトルの本を書くのか?とおもったけれど、意図としては、末端のソースコードを書く意義は低くなっているということだ。 それよりも上流にあるなぜそのプログラミングをするのかを考えることの方がよっぽど重要で、実際に著者が考えるプロジェクトを進めるにあたり大事な能力は、 論理的思考能力 問題解決能力 プロジェクトマネジメント能力 コミュニケーション能力 といったビジネスで必要なポータブルスキルに他ならなかった。 そしてさらには、なぜその課題を解決する必要があるのか?なぜその方法を使うのかなど、本質的な疑問を抱ける哲学的思考も大事だといわれていたことに、心から納得した。 続きを読む
投稿日:2022.02.02
つくもなす
このレビューはネタバレを含みます
・コーディング(狭義のプログラミング)の教育 → いらない プログラミング的思考(も含めた広義のプログラミング)の教育 → すごくいい (13) ・プログラミングと前工程(26-7) ①お客の悩みを聞く ②悩みの本質を洞察、分析し、解決策を立案する ③解決策のうち、情報システムでやるべき部分を抽出する ④やるべきことのざっくりした設計図を作る ⑤ざっくりした設計図を、もうちょっと詳細な設計図や日本語(別に英語でもいいけど)による指示に細分化(ブレイクダウン)する ⑥それをさらに、コンピュータにとってちょうどよいサイズに細分化する ⑦適切なサイズになった指示は、日本語で書かれているだろうから、コンピュータが理解できるプログラミング言語に翻訳する(←ココが一般的に言われているプログラミング‼) 基本的にはプログラミングとは最後の工程(⑦)か、ちょっと拡大解釈しても、もう1つ前の工程(⑥)を含めたもののみを指す。この部分の仕事を担当するのが、プログラマ(コーディング技術者) 超上流工程(①~③)を担当するのがコンサルタントやシステムアナリスト ④~⑥、あるいは④~⑤を担当するのがSE(システムエンジニア) ・システム作りのプロセス(65-7) -会社全体:経営戦略、システム化の方向性、システム化計画 -業務:要件定義 -システム:システム要件定義、システム方式設計 -ソフトウェア:ソフトウェア要件定義、ソフトウェア方式設計、ソフトウェア詳細設計、ソフトウェアコード作成(プログラミング) ・プログラミングは異文化コミュニケーション:プログラミングとは、常に自分とは違う他者について考え続ける作業(115-7) ・どこまで指示を分解するか(174) -幼稚園の子に「はみがき」という仕事を説明するにはどこまで分解するか ・コンピュータは論理でしか動かない(176) -最後は気合い、と思っているうちは、国際社会で議論もできないし、長時間労働もなくならない ・哲学を含む教養の重要性(197-9) -「やれること」と「やっていいこと」 -哲学とは、当たり前だと思って歯牙にもかけなかったことに目を向ける学問 ・ルール(プロトコル)を作る人間になる(201) -ルール制定は高度なコミュニケーション能力と政治力を駆使する場 -ルールは決める側が圧倒的に有利
投稿日:2021.07.01
suwaro(スワロ)
中々挑戦的なタイトルであるが、プログラミング教育を通して思考力とコミュニケーションを磨こうという筆者の主張を強く感じられた。
投稿日:2020.06.14
たか
いまの日本のIT産業を理解することはできた。ただ、副題にあるGAFAで求めらる力が、本書で語られている内容には違和感が残りました。
投稿日:2020.04.19
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