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A・A・ミルン, 山田順子 / 創元推理文庫 (13件のレビュー)
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あぴ
「くまのプーさん」を書いた人がこんなに本格的なミステリーを書くんだ!という驚きを常に抱きながら楽しめた。
投稿日:2024.01.29
JINTA(じんた)
くまのプーさんの作者が書いた探偵小説。ふむふむ。面白そうだ。そんな軽い気持ちで読み進めていたが、これがズバリ、ミステリ黄金期の作品そのもの。こういう度直球を求めていた。そう感じた一冊。
投稿日:2024.01.14
帆掛船
物語の最後、「そうか、では、そこで殺人が起ったら、わたしに知らせてくれたまえ。探偵仕事にも慣れてきたからね」というギリンガムの台詞があり、この先、ギリンガム&ベヴァリーのコンビでシリーズ化される雰囲気…満々なのだが、実際にはミルンは、この1作しかミステリを書いてない(残念!)。続きを読む
投稿日:2023.09.09
ゆまち
本書の作者は、言うまでもなく「クマのプーさん」でおなじみのA.A.ミルン。 本書は文庫サイズで330ページほど。 結構文字もぎっちり詰まっていて、ちょっと読み終わるのに時間かかるかなあ…と思ったら、い…ざ読み始めると軽妙でスイスイ読めてしまう。 そしてシンプルで面白い! 探偵役のギリンガムは、母の遺産のおかげで働く必要がないほどお金に困っておらず職を転々とし、つい最近また仕事をやめたばかり。友人であるベヴァリーが訪れているときいていた赤い館にぷらっと顔を出したら、たまたま殺人事件に出くわした。 そこで思い立つ。探偵業、結構自分に向いてるんじゃね?(意訳) 素人探偵発足!である。 そして探偵にはもちろん、優秀な助手が必要だよね! 私があまりミステリをたくさん読んでないからだとは思うけど、主人公探偵が熟練のそれではなく素人だなんて新鮮ですごく面白い!とわくわくしながら読み進めた。 話の展開も子気味よく、新しい発見があった!と思えばすぐに新たな疑問に直面したり。 そして、自らたちをホームズとワトソンになぞらえながら、共に謎を解いていくギリンガムとベヴァリーのやりとりが見ていて楽しいというか和むというか。 えっ、一応人死んでるミステリなのにこんなに和んだり二人のやりとりを楽しんでいていいのか?ってくらい二人がかわいい。 どちらも大の男で紳士的な側面もあるのに、なんだか少年が探検をしているようなかわいらしさ。 いや、人死んでるのに、こんな感想もなんだけど。 あとがきではミルンの探偵小説かくあるべき!な熱い語りが読めるのでぜひ。 私はてっきりプーさんのあとに本書(探偵小説)を書いたのかと思いきや、逆だったんですね。 この赤い館の秘密で好評を博し、次もぜひ探偵小説を!と所望されていたところにプーさんを書いたと。 その経緯もなんだか面白い。続きを読む
投稿日:2022.05.26
渡会淳史
このレビューはネタバレを含みます
この作品は、クマのプーさんとは何の関係もなく読まれるべきだと思います(自戒)。 古典なので、後世のミステリをそれなりに読んできてしまうと、さすがに冒頭の数章で、ああ、これはあのトリックかと分かってしまいます。 現代の作家だったら、それを逆手にとって、もう1回転か2回転くらいさせちゃうかもしれません。 そういう意味では、加納朋子氏の解説で「フィギュアスケートや体操」で最初に「くるくると回って」みせたパイオニアに例えているのは正鵠を射ていると思います。
投稿日:2021.09.23
Mika Hashimura_ReadingBooks
ミルンの『赤い館の秘密』くまのプーさんで有名な作家さんですが、今回はミステリーに挑戦しました! ホームズとワトソンと呼び合う相棒とのやりとりが殺人事件解決へと導きます。 私はアガサクリスティーが好…きですが、イギリスの郊外って素敵ですよね。 #ミステリー続きを読む
投稿日:2021.09.07
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