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吉田修一 / 文春文庫 (32件のレビュー)
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秋 フロントブリッジ がマイブーム
前半と後半で話が全く違う作品 前半の 日常を丹念に描く作品から 後半のSFの切り替えに驚く どの時代も どの歴史の1ページでも どこでも 人は迷いながら 生きていくのだと 思った
投稿日:2024.02.23
ばあチャル
ネタバレになるけれど、2015年から70年後の世界が描かれていて、構成といい、文章といい、とても面白かったけども、わたしが経験した70年後の世界はもっと面白いのかも。 つまり今、82だから12の時か…ら、現在70年後の世界にいるってこと。 12歳の時(1953年)は今普通に使っているものは無かったか、初期段階。 例えば、テレビジョンの放送が始まって、ブラウン管のでかい箱を駅頭で見上げた記憶。 電話は黒いダイヤル式、冷蔵庫は氷で冷やし、たらいで洗濯(14歳ころ一層式洗濯機ハンドル絞りつきになった)などなど... 人間関係の世界はっていうと、それも変遷だ。社会機構、体制様変わり。 LGBTSなど無いような世界、いや闇の中か忖度の世界だった。 セクハラはあった、けど、それも闇の中か忖度の世界だった。 離婚が少なかったけど、夫婦関係も問題が内包してだけ、などなど...。 しかし、ゆっくりと浸かってきているので、自分がどの位置にいるか自覚しないだけ。 そう、すっかり慣れている自分にびっくりだ!続きを読む
投稿日:2023.09.27
masamasahi
最後の章がいらないかも。 解説にはこの章の意味が書かれていたが。ぶっ飛び過ぎて、それまで読んでいたことが、無駄になった気がする。しかも。なんとなく素人っぽさのある文で、残念な思いになった。 わかる人に…はわかるんだろうなあ。続きを読む
投稿日:2023.08.27
いちよう
多少はぼかす事が普通だが、当時のニュースがそのまま使っていた事が面白かった。確かに、こういう事あったなあ、と懐かしい気分になった。
投稿日:2023.06.11
hide02961
3.0 最後の伏線回収に向けての物語。伏線張りすぎかなあ。売れなくなっても聴き続けるロックバンドのように読み続けたい作家。読んだ方が良いかと聞かれたら、読んだ方がいいと答える。
投稿日:2023.02.12
砂漠の民
世間の評判ほど言うほど悪くはなかった印象。 前半3部はまさに吉田修一といった感じでスイスイ読み進められる。 問題の最終章、 まさにフロム・ダスク・ティル・ドーンばりに、 一気にジャンルが変わっていく。… ここで躓くということなのだろう。 だが、過去とされる所謂現代の物語も引き継がれ、 さらにユートピアともディストピアとも言えない未来を 見せられ、それがやけにリアルに感じたのは確か。 欲を言えば、もう少し伏線の回収をしてもらいたかったとこだが、 それは愛嬌。物語に蛇足はいらない。そういうことだ。続きを読む
投稿日:2022.11.12
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