【感想】二月の勝者 ー絶対合格の教室ー(4)

高瀬志帆 / ビッグスピリッツ
(5件のレビュー)

総合評価:

平均 4.5
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ブクログレビュー

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  • ホン・ヨンドル

    ホン・ヨンドル

    このレビューはネタバレを含みます

    【あらすじ】
    生徒を第一志望校に絶対合格させる最強最悪の塾講師・黒木蔵人!「最終的に偏差値58の壁を破る、ジャイアントキリング。成しえそうな生徒が一人います」
    学力を伸ばす「最後」のチャンス、夏期講習も本番。小学生だからこそ現実に起きる予測不能の「夏期講習あるある」、ケンカ…鼻血…食あたり…!?大人っぽく見えても12歳。トップクラスΩの生徒が起こした衝撃の行動。その真相と切なる子供の想いとは…?「最後」のチャンスをつかめていない生徒に黒木が繰り出す意外なカンフル剤で発奮!?高校受験が「大嫌い」な黒木、その理由と、中学受験をする家庭のそれぞれの事情。今もっとも熱い中学受験の隠された裏側、合格への戦略を圧倒的なリアリティーでえぐりだす衝撃の問題作第4集!

    ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

    感想は最終巻にまとめて記載予定です。

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    投稿日:2022.12.28

  • よっぴー

    よっぴー

    親の想いと子の想い
    親の期待に応えようとする子
    葛藤を抱えながらも受験という高い壁に挑もうとする人たちにはドラマがありますね。

    投稿日:2022.08.03

  • hanemitsuru

    hanemitsuru

    中学受験を舞台に、受験生たちの小5の二月から試験本番の二月までの一年間(おそらく)を題材に取った漫画です。
    露悪的な凄腕塾講師黒木と熱意ばかりで空回りしている新人講師佐倉、そして各人各様の理由でそれぞれの志望校を目指す小学生とその親たちが受験に巻き込まれる姿を描きます。

    綿密な取材に裏打ちされたと思わしき今どきの中学受験事情はディテールに及ぶまで迫真の仕上がりである一方、小学生が深夜まで塾に通い、年間百万円を超える金額を保護者が費やす過熱ぶりを、手放しで礼賛することも頭ごなしに否定することもなく読者の前に示すことで、未経験の中学受験をシミュレートするような読み方も可能です。
    実際、中学受験を取り上げた各種の出版物やネット上の記事では「中学受験をしようと思ったら読む」漫画として絶賛する声が多く聞こえます。

    一方で、各人各様の理由でそれぞれの志望校を目指す受験生たちとその家族のありさまは、挫折と成長を繰り返す群像劇であり、ビルドゥングスロマンでもあります。
    物語の舞台になっている「桜花ゼミナール」吉祥寺校在籍の23名には、偏差値70に迫る校舎トップの生徒から40を切るドンケツの生徒まで一人ひとりに、塾通いをする理由があり、受験をしようと決意した動機があり、乗り越えるべき壁があります。物語はこれを丁寧に取り上げてゆきます。

    4巻では、受験の天王山である夏休みの過ごし方が取り上げられ、そして今後の物語で多く取り上げられることになる、桜花ゼミナール吉祥寺校トップの島津順と内気な柴田まるみにスポットライトが当たります。

    最初に舞台に上がるのは島津順。
    一巻で鉛筆回しとシャープペンシル使用を止めれば偏差値1ポイント上がります、と黒木の「つかみ」に利用されて以来の登場となります。
    桜花ゼミナール吉祥寺校最上位クラスの「Ω」の中でのトップである彼を巡って、教育虐待、「父能研」、さらには私立中高一貫校受験に関するお金の問題と、中学受験にまつわる重く暗いテーマが取り上げられます。

    受験の天王山、夏期講習。
    小学生から「受験生」へ変わらなければならない重圧の下、子供達を様々なトラブルが襲います。講師たちの間で「夏期講習あるある」として語られるのは、我慢しすぎてトイレが間に合わない「おもらし」、過集中などで無意識に鼻をほじることによる「鼻血」、2食分持ってきて悪くなってしまった弁当による「嘔吐」、そして受験生同士の「喧嘩」。

    桜花ゼミナール吉祥寺校で勃発したのは、島津順とAクラスの上杉海斗のつかみ合いでした。
    先に手を出したのは上杉海斗だったようですが、その原因は島津順の無神経な一言。

    「偏差値60以下の学校なんて学校じゃない」「そんなとこ目指してる奴らなんてまじゴミ」。

    言葉を聞くと、思い上がりと鼻持ちならない選良意識に目がくらみそうになりますが、2巻の前田花恋のときと同様、ことは単純ではありません。

    島津家では順の父が順の母にDV気味に接し、順には教育虐待一歩手前の振る舞いをしていたのでした。

    公立校から苦労して一流大学に入った順の父は進学塾の指導が生温く思えて仕方がありません。
    書店で参考書を大量に購入し、パソコンで進捗管理をし、自らが作成したカリキュラムの課題に取り組む時間を作るため、塾の課題はほどほどに、基礎の積み上げよりも応用問題、という方針の下、順の母には、自分の考えを塾に伝えるよう命じ、思い通りに事態が動かないと大きな声で叱りつけます。順を直接恫喝するわけではありませんが、父が母を怒鳴りつける声は布団を被って震えている順の耳にも届いています。

    その言葉は『「偏差値50の学校なんて学校じゃない」ぞ‼』『「今頃こんな問題に時間かかってるようじゃ…絶望的にゴミだ」!!!』。

    そう、順が上杉海斗に放った言葉は、父によって刷り込まれたものだったのでした。

    さて、順の父がしているのは間違いなく「教育虐待(「教育熱心過ぎる親が過度な期待を子どもに負わせ、思うとおりの結果が出ないと厳しく叱責してしまうこと」https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%95%99%E8%82%B2%E8%99%90%E5%BE%85)」です。この言葉が一般に広がったのは、思うように勉強しない小学校6年生の息子を父親が包丁で刺し殺してしまった名古屋の事件以来だと思いますが、言葉として定義され認識されるより前からこんな事例はあったのでしょう。
    そして、その根本には教育虐待の「連鎖」もあったかもしれません。実際、名古屋の事件で、息子を刺殺した犯人は、自分の父に包丁を突き付けられながら勉強させられていたそうです。

    順もまた、自らが上杉海斗に向かって放った言葉が、父が口にしていたそのままであることを自覚してしまいます。母が父に怒鳴りつけられるのが嫌で布団を被って震えているほどなのに、自分が父と同じ言葉を口にしたことに気が付き、そして父にやらされてできなかった過去問が「学校じゃない」学校だったことを思い出してその言葉の刃先が自分に向いたことに気付いた順は、塾に足を向けられなくなってしまいます。

    朝から登校しなかった順は書店に籠っていました。上杉海斗の協力と佐倉の奔走によりようやく発見され、そして真っ先に我に返ったのは順の母でした。

    島津順が中学受験を思い立ったきっかけは、その類まれな記憶力でした。体が弱く、入退院を繰り返していた順に与えた本の中で一番のお気に入りだった歴史の事典。順はその本に乗っていた日本の年号231を暗記して見せたのです。

    難関校へ、「ゴミ」ではないトップ校へ…。そんな呪縛から覚めた順の母は号泣する順を抱きしめます。

    あの頃は、ただ元気でいてくれるだけでよかった…!なのに私達はいつから、「もっと」と言い出したのだろう…。
    「順が…どこにも受からなかったとしても、順は順です…!」

    でも、島津順本人は世間知らずで幼くもあり、一方でその精神は強靭でもあります。
    順はただ親に言われたから言われたままに受験をやらされていたわけではありません。
    母が父からDVを受けるのが嫌で、母が怒鳴られないようにするためだけに勉強をしているだけでもありません。順は勉強が好きで、難問を自分の頭で考えて解いたときの気持ちよさが好きで勉強を続けているのです。「トップを獲りたい」から受験をするのです。トップを獲る道は一本ではないのに、そのルートしか知らないから開成を目指しているのです。

    だから順は、騒動の翌日、普通に登校して自習室に向かいます。
    そして、エレベーターに同乗した上杉海斗と視線を合わせないようにしてボソッと一言「サンキュー」。

    一度はいがみ合った同士に友情が生まれ、順の視野と世界が一気に広がった瞬間です。先の展開がどうなるのか、緊張しながらページを繰っていた手が止まり、ほっと胸をなでおろしました。正直漫画にこんなに心を動かされるなんて思ってもみませんでした。

    母は我に返り、順は自分が受験をしようと思った原点を振り返った島津家で、しかしまだ父の姿勢は変わっていません。この先の巻でまだまだ波乱が続きます。



    そしてこの巻のもう一人の主役が柴田まるみです。
    Aクラスの彼女は、「クラスのリーダー女子とのトラブルがきっかけで学校を休みがち」の状態が続いています。加えて公立中学からの高校受験では内気で引っ込み思案のまるみは内申点で苦労しそうなので、偏差値にこだわらない中学受験を目指しています。
    ある日、黒木が桜花ゼミナールの女子卒塾生を招きました。今年の受験生に体験談を聞かせようという肚です。
    一人遠巻きに聞くともなしに話を聞いていたまるみですが、一人の私服の先輩に声を掛けられます。現時点のまるみの志望校は私服登校なので、その学校の先輩かと思ったまるみですが、その先輩は女子御三家の一角、JG(女子学園)の生徒でした。

    女子高でのいじめや仲間外れを心配するまるみに語った先輩の言葉に、まるみは心を奪われその言葉が頭から離れなくなります。
    「そーいうの知ってる限りでは見たことないなあ。基本、自分と他人を比べないんだよね。だからかな〰。だって、みんな「自分が一番」って本気で思ってるから」
    それまで考えたこともなかったJG受験。現在の自分の持ち偏差値50とJG合格に必要な偏差値70のギャップに慄きつつも、完全に諦めてしまうことができません。
    授業中、廊下でつい偏差値一覧表と次分の偏差値を見比べていたまるみは、通りがかった黒木に、JGを目指せるかどうか話してしまいます。この一言、勇気を振り絞ったものか、周りに誰もいない状況が背中を押したのかわかりませんが、まるみの、おそらく人生を変える一言となりました。
    黒木は破顔して即答します。
    「JG…!」
    「目指しましょう…‼」

    その即答ぶりは逆にまるみが戸惑ってしまうほど。「人と違ってても、そういうほうがかっこいいって感じの学校だって…」と先輩に聞いて、自分で決めたことだというまるみの背中を、「「ユニークだね」は最上級の誉め言葉」、「「JG」個性を尊重するいい学校です。柴田さんにとても合うと思います。」と押しまくる黒木。
    黒木も、そして作者もすごいと思うのは「一度お母様と一緒に三人で、作戦会議をしましょう。」の後に小さく「JGは調査書対策も必要なので。」と付け加えられているところ。11巻の伏線ですこれ。
    作戦会議をして柴田まるみは走り出します。

    行きたい学校、校風に憧れた学校はこれ以上ないほどの難関校だったという柴田まるみの受験は、まさに黒木が目指しているであろう「全員を第一志望に合格させて見せる」方針に適うものです。
    人間関係のトラブルとも、内申点とも無縁の、ユニークさが尊重される6年間を手に入れる戦いは無条件に応援したくなります。

    そして、即「JG!いいですね!目指しましょう!」と受けられる黒木の自信に圧倒されるのです。



    ところで、「二月の勝者」の凄みはあるエピソードが別のエピソードの伏線となり、呼び水となり、または並走していること。ストーリーに厚みがあります。


    今回島津によく絡んだのがAクラスの上杉海斗。
    一卵性双生児の弟陸斗はトップ塾「フェニックス」のトップクラス「S1」に所属していますが、彼らの親は「それぞれが得意なことを伸ばせばよい」と海斗の尻を叩くことはしません。フェニックスの下位クラスから桜花ゼミナールへ転塾してきた彼は、「ママには「無理して早く塾行かなくてもいいよ」って言われたし、期待されてるわけでもないから気楽だしね。」と感じ、自己評価が低かったのです。島津順の捜索に協力したことで島津家の事情を伺い、「期待されすぎるのも…キツイもんなんだろうな」と順を思いやります。エレベーターの中で順にかけられた一言、そして黒木の魔法(次の巻で分かります)の一言で、彼の中で何かが変わったようです。
    友情と自尊感情を手にした彼も走り出します。


    もちろん、黒木はあらゆるところに絡んできます。相変わらず露悪的なところを見せつけてはいますが、この巻では少しそのペルソナの下が見えてきます。

    島津順の騒動を受けて、黒木は「馬を、水場に連れていくことはできても、水を飲ませることはできない。…このままでは、島津さんは受からない」と考え込んでいる様子。それぞれの生徒に最も合った第一志望校に生徒全員を合格させることを至上命題としている凄腕塾講師の次の一手が何か、気になる展開です。

    さらに黒木は、佐倉達に任せた島津順の捜索のフォローを「ショーマ」に頼んでいた様子です。
    島津家の事情に土足で踏み込もうとした佐倉を引き留めた若いチャラ目の「ショーマ」は、黒木と二人でこっそり何かをしている様子。
    ある日歓楽街を歩いていた佐倉は、誰かに詰め寄られている黒木を得意の空手で助けます。流血した黒木を運び込んだキャバクラの2階で、学童保育所のようなものを黒木たちが開いているのを見かけるのですが、黒木は佐倉が踏み込むことを全力で拒否します。
    ショーマが言うには、黒木は「ここで星を拾っては投げている」のだそうですが、どういうことなのでしょうか。
    黒木の裏活動はこの後少しずつ明らかになっていきます。どうも桜花ゼミナールの社長も承知の上でかなり気合が入ったプロジェクトのようですが、本当に小出しに語られますのでかなり焦れったいです。

    さらに、凄腕講師として本領を発揮しています。
    島津の捜索に出た彼女のRクラス授業を1コマ、黒木が代講します。「ゆかい・痛快計算道場をやります」と宣言して始まった黒木の授業は、「計算の工夫」を思い出させるもの。早い段階で覚えさせたはずのテクニックがRクラスの生徒の身についていないことを見抜いたわずか1コマの授業で、Rクラスの平均点は上がったのでした。


    Rクラス生徒の個別指導塾への勧誘、桜花ゼミナール卒業生との懇談会、そしてΩクラス選抜テスト。矢継ぎ早に打った策一つひとつが奏功していくさまは本当に胸がすくようであると同時に、お金に関する異様なまでの露悪っぷりはやはり何か裏があるのかと勘繰らざるを得ません。


    この巻では、黒木の考えとして語られる内申点を巡る公立高校受験の事情も読みごたえがありました。
    「同じ学力の子が並んでたら、より「先生に好かれる子供」のほうが有利なんですよ。」
    だから高校受験は大っ嫌いです、という黒木の考えに全面的に賛同します。



    最後に登場人物一覧を更新しておきます。
    【登場人物一覧、4巻末現在】
    【R(最下位)クラス10名】
    〇石田王羅 偏差値38 38→37 武蔵64
     カードゲーム好きの問題児。1話からちらほら顔を出している。選択問題は鉛筆を転がして答えを決めている。
    〇武田勇人 偏差値38 未定 43→46
     スマホゲー好き。ほとんど宿題をやらない。
     父:武田正人(まさくん)40歳会社員
     母:武田香織40歳会社員

    〇伊藤章太郎 3巻より 東英大附属白金、日照大附属杉並
     魚、水族館好き、両親医者?
    〇今川理衣沙 偏差値45 45→44 K祥女子(吉祥女子)63、昌川女子(品川女子)のキャメルのブレザーに憧れる。
     女子の派閥リーダーでトラブルも。
    〇浅井紫(ゆかり) 偏差値 44→46 光花女子(光塩女子 カトリック校)志望も、佐倉提案の湧泉女学院中学が刺さる。
     文具大好き、将来の夢(一応)花屋さん
    〇山本佳苗 西洋西部女学園中(東洋英和女学院)の制服
    〇大内礼央 AからR落ち50→48
     母成美(42)、橘先生に不信感を覚える。
    〇福島圭 AからR落ち51→48


    【Aクラス13名】
    〇上杉海斗 偏差値52 52 T朋(桐朋)56、C央大附属(中央大附属)54
     フェニックスS1(最上位クラス)に一卵性双生児の弟陸斗が在籍。本人はフェニックスA(最下位)だったが桜花ゼミナールへ転塾。島津順とトラブルになるが、関係修復。黒木に「いずれ島津さんと机を並べるようになる」と耳打ちされた、ジャイアントキリング候補。
    〇柴田まるみ 偏差値50 50 M学園(?)30
     不登校で「偏差値を物差しとしない」学校志望から、JG(女子学園)に心惹かれるようになる
    母:柴田美佐子(39)
    〇伊達智弘 米田実業(早稲田実業) 偏差値51
     米実行って野球やる
    〇加藤匠 偏差値40 45→50 K玉社(攻玉社)58、T輪(高輪)56
     鉄っちゃん。目標を見つけ、気分一新して取り組む。RよりA入り。
    〇三浦佑星 偏差値40 未定 RよりA入り。47→52
     サッカー少年。1話でスポットライトが当たる。受験勉強を始めたばかりで偏差値40はすごいらしい。
    〇大友真千音 偏差値52
    〇田中利休 偏差値55
    〇原秀道 偏差値55 指示待ち、素直

    【Ωクラス(最上位クラス)9名】
    〇島津順 偏差値68 開成72、KO中等部(慶應中等部)65
     吉祥寺桜花トップ。日本史ヲタ。
     父は公立校から難関大の「父能研」で教育虐待、DV気味。
    〇前田花恋 偏差値66 桜蔭72
     負けず嫌いでトラブルも。直江樹里と仲良し。「落ちこぼれのレベルに合わせるのなんか学校だけで十分だよ」
    〇直江樹里 偏差値60 59 女子学園70
     両親美容師でファッション大好き、制服のない学校志望

    不明(A/Rクラス)
    〇(苗字不明)歩夢 S川女子(品川女子学園・57)

    【講師】
    〇白柳徳道(60)
     桜花ゼミナール社長。おそらく黒木とは個人的な知り合いで、彼のやっていること、やろうとしていることを承知している。
    〇黒木蔵人
     桜花ゼミナール吉祥寺校校長。元フェニックストップ講師。サッカー経験者で中途挫折したか?露悪的に振舞うものの、いろいろありそう。
    〇佐倉麻衣(算数)
     桜花ゼミナール新人講師。空手有段者。空手を指導した子供を「勝たせてあげられなかった」経験あり。
    山梨に祖母。小学校の先生だった祖母に、学校の先生になったと話している
    いとこ修治
    いとこの子拳太、翔太 まだバンボ


    〇桂先生
     1巻からレギュラー。佐倉の相談相手。よく中学受験事情を佐倉に(そして読者に)解説してくれる。将来の夢「社長」。
    〇橘勇作先生(算数・理科)32歳
     1巻からレギュラー。ただ野球やってた。子供好き。黒木のやり方に反感を持つ。
    〇木村大志先生(社会)27歳
     1巻からレギュラー。だけど出番らしい出番はなく、ほぼモブ扱い。こち亀読んで警察官になりたかった。
    〇朽木伸明先生(算数・理科)42歳
    〇平松(旧姓森)あおい先生(国語)32歳 新婚。
    〇平松創(はじめ)先生(社会)33歳 新婚。
    〇梅原拓(たく)先生(国語)39歳
    〇桐谷尚也(なおや)先生(理科)29歳
    〇栗田頼子先生(算数)46歳

    ○木田 個別指導塾ノビール(桜花ゼミナール系列)教室長

    〇灰谷純 イケメンフェニックス講師

    【歓楽街の人々】
    〇ショーマ 黒木先生と一緒に何かをやっている人。
    〇せいら 歓楽街で働く女性。マイムのママ。ヒモ?である「京ちゃん」の手から離れて未来を模索する。
    〇京ちゃん せいらのかつての男。黒木を間男と罵り殴り掛かるが、佐倉に追い払われる。
    〇ガイア 小学生くらい?歓楽街で働く女性の子供。百ます計算のドリルを手にしている。
    〇 ティアラ ツインテールに女子高の制服を纏った歓楽街で働く女性。
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    投稿日:2021.05.22

  • ユエ

    ユエ

    ヒェッ、謎だった内申ってこんななのか。私立に行っててよかったー公立だとひどい点になるところだった・・・

    投稿日:2019.02.27

  • nksntks0922

    nksntks0922

    読了。この漫画は誰が面白く感じるのかなと思った。自分は娘の受験が終わって合格したから、関係ないと思っている。だから楽しめる。当事者であれば、とても楽しめないかなと思う。

    投稿日:2019.02.17

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