坊さんのくるぶし 鎌倉三光寺の諸行無常な日常

成田名璃子 / 幻冬舎文庫
(4件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • 蜜柑

    蜜柑

    初成田さんでしたので、このあとすっかり成田さんの職業シリーズ?wにハマってゆきました。お坊さんの厳しい修行、そしてその後に。清々しい気持ちで読み終わりました。

    投稿日:2021.02.03

  • hito-koto

    hito-koto

    「東京すみっこごはん」シリーズの成田名璃子さん「坊さんのくるぶし」、2019.2発行。お布施を盗んで競馬に行ったり、お経を短縮したりするお寺の跡取りを修行寺に入れて修行させる。その修行の厳しさや、人間観察、時に楽しい出来事も・・・。物語の始まり、そしてコンセプトは面白いと思いました。中だるみと途中からの冗長さが気になりましたが・・・。続きを読む

    投稿日:2020.12.11

  • kirakira30

    kirakira30

    さらっと、でも、時にうなりながら読んだ。
    自分と向き合うことの難しさ。傷に囚われすぎてもいけないし、傷に目を背け続けることもちがう。それぞれが悩みながら葛藤しながら、もがいて、でも今を生きる。今、いるこの場所で。

    読経バンドで歌う皆道が考えた歌詞がとてもいいなと思った。

    座禅を組んでみたい。
    続きを読む

    投稿日:2019.05.12

  • tamazusa_do

    tamazusa_do

    高岡皆道(たかおかかいどう)は300年続く中規模の寺の後継ぎ坊主。
    仏教は嫌いだが、家のために、大学で潰しのきかない仏教科を出て継いでやった、寺だって一種の自営業である、そんな思考だった。

    お布施を抜いて、お経も端折っていたのが父親にバレて、まるで更生施設に入れられるように、禅寺・三光寺に修行に出されてしまう。

    同期で同室の、滝川源光(たきかわげんこう)は大きな寺の跡取り、定芯(ていしん)も寺の息子で、仏教好きの修行好き、体格のいい陽元(ようげん)だけは僧侶ではなく、脱サラしたという。
    飄々とした、貫首(かんしゅ)円諦(えんてい)和尚。
    先輩の禅一(ぜんいち)と高仙(こうせん)は、黒く塗った白と白く塗った黒…みたいに正反対。

    堕落を誘う言葉は耳に心地よく。
    どれだけ厳しい修業をしても、仏陀のような悟りを開いたものはいない。
    人の煩悩の種は尽きず、業は深い。
    しかし、それはビジネスの種であり、悪魔のつけ入る隙でもある。

    お料理で体を救う、そのことで心も救う…と言うお話はいろいろ読んだ。
    ついに、真っ向から綾雲に乗って仏教小説が来た!!!
    少し専門用語がなじみ薄かったが、ある意味仏教ブーム、御朱印ブームの今なら、十分受け入れられると思う。

    基本的に宗教は個人の心の中の問題で、自分を救えるのは自分だけだと思う。
    この作品の修行僧たちも、様々な形で、自分の中の問題と向き合って行った。
    個性的な彼らの心の旅路も興味深く、しかし、テンポ良く進む若者の共同生活を見守るのも楽しいのであった。

    表紙を見て、なんとなく「BL要素あるかな~」なんて思った私の煩悩も相変わらず(笑)
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    投稿日:2019.05.06

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