【感想】梅もどき

諸田玲子 / 角川文庫
(3件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • くじら

    くじら

    図書館でふと手に取った本。戦国時代の本は苦手だけれど女性が主人公だったので読み始める。人の呼び名がコロコロ変わることに慣れはしなかったけれど、梅の数奇な人生に想いを寄せた。人との縁を感じた本だった。

    投稿日:2023.10.10

  • miyous

    miyous

    人の繋がりの大切さ、おろそかにしないなどお梅とお梅に助けられたキクを通して知る事ができる。
    お家騒動で不安の中、波にのまれながらも気丈に振る舞い恨む事なく生きる本田正純とお梅夫妻。
    お梅と正反対のキク。それでも生き抜く強さは同じで2人の生き方が自分にも出来たらいいのにと思わずにはいられない。
    家康の時代になってからの出来事はほぼ知識がなかったので新鮮でもっと知りたいと思える描き方をしているし、歴史に興味がない人にも女性の強さ、想いが伝わるラブストーリーになっているのでおすすめの一冊。
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    投稿日:2022.01.30

  • mi-key

    mi-key

    秀吉の家臣、青木勘七の一人娘お梅は、関ヶ原の戦いで青木家が敗者となったために追われる身となる。
    「なにがあっても生き延びよ」という父の遺言に従うため縁者を頼って身を隠しながら転々とし、奇しくも敵方家康のもとにたどり着く。
    密かに慕う本多正純のためとお梅は家康の側妾になる決意をするが…。
    数多いる家康の側妾の中でも決して光の当たる存在ではなかったお梅に凛としたキャラクターを与えた本書。時代小説の醍醐味が味わえる。
    続きを読む

    投稿日:2019.04.28

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