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ローラ・インガルス・ワイルダー, 谷口由美子 / 岩波少年文庫 (20件のレビュー)
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emil
本当に『長い冬』だった…あまりにも、ずっと冬で、読んでて心配になった。どんなにかたいへんだっただろう…まさに想像を絶する…だから春が来て、汽車が来て、嬉しかったなあ。私なんか、読んでるだけなんだけど、…よかった〜!と思ったもん。ああ…太陽ありがたい。春の風って素晴らしいのだな。あのインディアンのご老人の言ったこと、当たったなあ…7か月か…人間は自然には敵わないから…今あるものに感謝。ありがたい。続きを読む
投稿日:2024.03.08
睦月
とおちゃんに衝撃を受け読んで無かったけれど、いつの間にか新訳が出ていたので読了。冬の夜に読むと臨場感があってよかった。
投稿日:2022.11.06
なんくるない
150年ほど前の開拓時代のアメリカの様子。 初めて想像した過酷な冬。今の超文明化社会でも冬は寒いのに、昔の人はどうして冬を越してきたのだろう? 春が来る喜びが本当に嬉しいことだと思える。 2021.…2.3続きを読む
投稿日:2021.02.04
ad15yamaguchi
過酷な長い冬をローラとその家族が一生懸命に乗り越える様子が描かれ、春が来た時の喜びを感じることができる。
投稿日:2020.11.19
yuko-romarin
これはたぶん、シリーズで最も暗いトーンの物語だと思う。プラムクリークのイナゴ被害も衝撃的だったけど、前後に楽しい描写があった。岩波以外の出版社がこれだけをスルーしているのも何だか不思議な気がする。 …本書では後にローラの夫となるアルマンゾが大活躍して町の英雄となる。厳しい時代を共に過ごしたもの同士、絆が深まったのかもしれない。続きを読む
投稿日:2020.10.18
chiakihirano
岩波少年文庫を再読しようと思ったのは、『murren(ミューレン)』で紹介されていた『長い冬』がおもしろそうだったから。 福音館のインガルス一家の物語5冊は夏前には読み終わったのだけど、冬になるまで待…っていました。 しかし、零下40度、外に出れば遭難しかねない猛吹雪が7ヵ月と、予想以上の厳しい冬でした。 車軸油で明かりを作ったり、干し草をよって燃料にしたり、暗唱や歌で寒さと暗闇を乗り越えようとするインガルス一家の姿には、ちょっとの寒さでブーブー言ってる自分が申し訳なくなります。 汽車が止まって燃料と食料がなくなってしまった町を救うため、命がけで小麦を探しに行くのが未来の夫アルマンゾというのはいささか出来過ぎな話で、ワイルダー兄弟はパンケーキ食ってるからいいよなとか、自分の種小麦は守るけど他人には売らせるのかとか、移民車の食料取ってしまったら移民はどうなるんだとか考えると、実際にはもっと揉め事もあったんだろうなと思いますが。 ストーブで暖めたアイロンをキルトでくるんでベットに入れる場面があり、温石的なものってどこでも活用されたんですね。 「子どものころは、こういう新式の灯油ランプなど聞いたこともなかったけど、明かりに不自由したときなんか、ありませんでしたよ」 「時代は進みすぎているよ。すべてがとてつもない早さで進んでしまった。鉄道、電信、灯油、石炭ストーブ、こういうものはあれば便利だが、問題は、人々がそれに頼りすぎてしまうという点だね」続きを読む
投稿日:2018.12.24
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