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門井慶喜 / 祥伝社新書 (2件のレビュー)
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匿名希望
徳川家康という人物に対しては、信長や秀吉よりも地味なイメージを持っていました。しかし家康が江戸に幕府を開いた先見性や、世界でも有数の100万都市への発展。その後の戦前と戦後に繋がる東京への軌跡を知って…、決してふたりにひけをとらない名将なのだと思いました。 本書では、特に江戸の発展に川の存在が欠かせないとあります。利根川の流れを曲げるという事業や神田上水をはじめとする水流を制御するシステムは、経済の発展に大きく寄与したのだと実感。 また、東京各地の日比谷などの名前の由来にも触れて、興味深く読むことができました。日比谷は、ひびというのり?をとる棒の名前が由来だとか。続きを読む
投稿日:2018.12.07
takarobbin
家康、江戸を建てるが正月にテレビドラマ化されるタイミング。小説で語られる物語の背景や、作者独自の都市論もあっておもしろい。
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