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山本功次 / 幻冬舎時代小説文庫 (3件のレビュー)
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fattycatlover
このレビューはネタバレを含みます
Tさんのおすすめ。 ちょいと年増の常磐津の師匠、 吸い込まれるような瞳と艶っぽい唇の持ち主、お紗夜。 大店のご隠居や粋人を弟子にしているが、 その正体は盗人、というか詐欺集団の親玉。 仲間の浪人が連れてきた娘をきっかけに、 娘の兄が殺され、 火事で大店を継いだ材木屋と、 八王子の名主殺しがつながっていく。 材木屋の過去を探りながら、 金をだましとる三弾をするお紗夜たち。 女だてらに三味線に仕込んだ長ドスの遣い手でもある、 と言う設定までは、 有りか無しかと言われれば、有りだが、 なにやら「姫」だったという設定は必要なんだろうか。 ただの悪党じゃだめなんだろうか?
投稿日:2022.03.26
nonmasashi003
新シリーズ第一弾 悪徳商人の過去な犯罪を暴き、尚且つ詐欺の罠に、全部の犯罪は罪に問えなかったが、しかし本当の黒幕は主人をも操っていた番頭、陰で始末を着けたが何かスッキリしない 背後に元老中松平定信の思…惑が お沙夜の正体は、最後に仲間の浪人佐内が呼んだ「姫」とは 作者の特徴に常に裏の裏が用意されている続きを読む
投稿日:2020.04.25
hito-koto
山本巧次さん、八丁堀のおゆう(江戸・東京タイムスリップ物語)シリーズ、楽しませていただいてます。今回、「江戸の闇風」(2018.12)を読みました。必殺仕置人とでもいいましょうか、お沙夜、24~5歳、…常磐津師匠と彦次郎31歳、鏑木左内30過ぎの3人組、詐欺師のようで実体は定かにあらず。本作では悪徳商人の成敗です。テンポの良い展開は読みやすく、シリーズ化されると嬉しいです。ラストで、鏑木左内がお沙夜に「姫」と言葉をかけたのが気になります。続きを読む
投稿日:2019.03.18
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