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河野裕, 秀良子 / 角川文庫 (6件のレビュー)
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総合評価:
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ちこ(´・ω・)
「ずっと、天才を愛してる」 いつまでも焦がれて。 静かに広まっていって欲しかったであろう作品が、こんな形で表舞台に立つのは想像しなかったことだろう。 「赤と行間」 以前とは変わってた。 二つの世界を…自由に往復することが出来るのは、重要な役割を担う登場人物に指名されたということだろう。 「物語に祝福された怪物」 過去を探しつつ進む。 書くこと以外に興味がないようにみえたが、心のどこか片隅だったとしても忘れることは出来ないのだろう。続きを読む
投稿日:2024.01.07
Bookrium
もはや「北野坂探偵舎」というタイトルに相応しい内容ではないですね。 完璧な小説へのこだわりにはついて行けませんでした。
投稿日:2021.08.11
goya626
このシリーズ全部読んだけど、全部を貫くテーマは、はっきりいって言葉遊びに過ぎない。私にはつまらない。実体のない幽霊のようなものだ。雨坂続が、個々の具体的な事件について、ストーリーを見出して解決していく…連続ものだったら、どんなに良かったことだろう。神様じゃあるまいに、完璧な小説、作家などないよ。いや、神様だってそんなこと想定しないさ。もしかして、私に理解する能力がないだけかもしれないが、どうでもいいや。続きを読む
投稿日:2020.05.02
より
完結!!とは言え前回どういう所で終わったんだっけ?とちょっと考えちゃいました。 天才の定義って難しそうだなぁ。 しかも文章を書く天才を扱う小説って…色々と大変そう。すごい難しい題材だなぁと思いながら読…みました。 それにしても文に感銘を受けたり、羨望したり、挑戦したりと文章を書く人は読書も一苦労なんだなぁ… 何の気負いもなく本を手に取って読んで、面白いだ面白くないだ言えるご身分の読者って幸せだな、なんてそんな事を思いました。 うん、私は天才はわからないけれども面白い作品は愛している。それは間違いないな~続きを読む
投稿日:2019.11.11
hayasick0103
シリーズ完結。雨坂続が再び眠りについて2年が経った。二人の小説家は、自らが求める究極の小説家を目指し、ついにそれが何かを知る。雨坂続は最高の小説を書き上げる事ができるのか?そして再び戻ってこれるのか?…“紫色の指先”の正体とは?そして、“紫色の指先”が作り出す世界とは?雨坂聡一郎はどう絡んでいるのか?このシリーズを読み始めた時は、ここまで深い話に発展するとは思わなかった。結局、謎のまま終わったものもあったけど、まぁ…それもいいかな。『なんて気持ち悪いのだろう。なんて病的なんだろう。なんて純粋なんだろう。』佐々波の思いが印象に残った。続きを読む
投稿日:2019.06.13
愛
完結したようなしてないような終わり方でした。全体的にみんなどうなったんだろう? 積ん読本や読みたい本がどんどんたまってきて、本を速く読みたい!と思って焦って斜め読みや流して読んでしまうこともあるのです…が、この物語を読むと小説家が思いを込めて、考え抜いて書いた一文、一文字を、斜め読みや流しては読めないなと思いました。反省。続きを読む
投稿日:2018.12.02
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